2.2. pcsd Web UI を用いたクラスターの作成
				 ページでは、新規クラスターの作成、既存のクラスターの Web UI への追加、または Web UI からのクラスターの削除を行うことができます。
			
- クラスターを作成するには、Create New をクリックし、作成するクラスターとクラスターを設定するノードの名前を入力します。また、この画面では 「高度なクラスター設定オプション」 に記載されているクラスター通信のトランスポートメカニズムなどの高度なクラスターオプションを設定することもできます。クラスター情報を入力したら、 をクリックします。
 - 既存のクラスターを Web UI に追加するには、Add Existing をクリックし、Web UI で管理するクラスターのノードのホスト名または IP アドレスを入力します。
 
				 クラスターを作成または追加すると、 ページにクラスター名が表示されます。クラスターを選択すると、クラスターに関する情報が表示されます。
			
注記
					pcsd Web UI を使用してクラスターを設定する場合、多くのオプションを説明するテキストの上にマウスを移動すると、このオプションの詳細な説明が 
ツールチップ 表示として表示できます。
				2.2.1. 高度なクラスター設定オプション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
					クラスターの作成時、図2.2「クラスターページの作成」 に示されるように  をクリックすると追加のクラスターオプションを設定できます。表示されるオプションのテキスト上にマウスを移動すると、そのオプションの情報を確認できます。
				
					各ノードのインターフェイスを指定すると、クラスターに冗長リングプロトコル (Redundant Ring Protocol) を設定できます。クラスターのトランスポートメカニズムとして  ではなく  を選択した場合、Redundant Ring Protocol 設定が表示されます。
				
図2.2 クラスターページの作成
2.2.2. クラスター管理パーミッションの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
					ユーザーに付与できるクラスターパーミッションには、以下の 2 つのセットがあります。
				
- Web UI を使用してクラスターを管理するためのパーミッション。ネットワーク経由でノードに接続する pcs コマンドを実行するパーミッションも付与されます。本セクションでは、Web UI でこのパーミッションを設定する方法を説明します。
 - ACL を使用し、クラスター設定への読み取り専用アクセスまたは読み書きアクセスをローカルユーザーに許可するパーミッション。Web UI で ACL を設定する方法は、「ACL の設定」 を参照してください。
 
					ユーザーのパーミッションの詳細は、「ユーザーのパーミッション設定」 を参照してください。
				
					グループ 
haclient にユーザーを追加することで、ユーザー hacluster 以外の特定のユーザーにパーミッションを付与し、Web UI でクラスターを管理し、ネットワーク経由でノードに接続する pcs コマンドを実行できます。次に、 ページの  タブをクリックし、表示された画面でパーミッションを設定すると、グループ haclient の個別のメンバーにパーミッションセットを設定できます。この画面では、グループのパーミッションを設定することもできます。
				
					以下のパーミッションを付与できます。
				
- 読み取りパーミッション (クラスター設定の表示)
 - 書き込みパーミッション (パーミッションおよび ACL を除くクラスター設定の変更)
 - 付与パーミッション (クラスターパーミッションおよび ACL の変更)
 - フルパーミッション (ノードの追加や削除などのクラスターへの無制限アクセス、およびキーや証明書へのアクセス)