3.4. 設定の変更をファイルに保存
pcs コマンドを使用する場合は、
-f
オプションを使用して、アクティブな CIB に影響を与えずに、ファイルに設定変更を保存できます。
クラスターを事前に設定していて、アクティブな CIB が存在する場合は、以下のコマンドを実行して、未編集の xml ファイルを保存します。
pcs cluster cib filename
たとえば、以下のコマンドは CIB の未加工の xml を
testfile
という名前のファイルに保存します。
# pcs cluster cib testfile
以下のコマンドは、
testfile
ファイルにリソースを作成しますが、リソースを現在実行中のクラスター設定には追加しません。
# pcs -f testfile resource create VirtualIP ocf:heartbeat:IPaddr2 ip=192.168.0.120 cidr_netmask=24 op monitor interval=30s
次のコマンドを使用して、
testfile
の現在のコンテンツを CIB にプッシュできます。
# pcs cluster cib-push testfile