4.22. RHEL Lightspeed
コマンドラインアシスタントが Image Mode for RHEL をサポートするようになりました
この機能拡張により、Containerfile をカスタマイズして command-line-assistant パッケージを追加し、コンテナーイメージからディスクイメージを作成し、そのイメージを使用してシステムを起動できるようになりました。その結果、システムイメージにコマンドラインアシスタントがプリインストールされた状態になります。コマンドラインアシスタントは、subscription-manager でシステムを登録した後に使用できるようになります。
Jira:RHELDOCS-20546[1]
コマンドラインアシスタントの入力コンテキスト制限が 32KB に増加しました
この更新前は、コマンドラインアシスタントには 2 KB の入力コンテキスト制限があり、入力がこの制限を超えると機能しませんでした。その結果、ユーザーエクスペリエンスが制限され、2 KB の入力コンテキスト制限により十分なログ分析が不可能でした。このリリースでは、コマンドラインアシスタントの入力コンテキスト制限が 2 KB から 32 KB に増加されました。その結果、コマンドラインアシスタントがより大きな入力コンテキストをサポートするようになり、ログ分析と潜在的な問題の検出が向上しました。
Jira:RHELDOCS-20421[1]
RHEL Lightspeed コマンドラインアシスタントのエラー処理と終了コードが改善されました
この機能拡張により、コマンドラインアシスタントで、次のようなエラー処理と終了コードが改善されました。
- CLA 実行時に発生する可能性のあるさまざまな種類のエラーに応じた異なるエラーメッセージを出力します。
- 実際の原因に応じたエラーメッセージを出力し、ログに記録します。
- 問題の種類に応じた異なるコードを実装しました。
Jira:RHELDOCS-21313[1]
コマンドラインアシスタントの -w オプションで現在の出力が表示されます
この更新前は、現在の enable-capture モードを使用せずに -w オプションを使用しようとすると、コマンドラインアシスタントによって以前のセッションの出力が誤って表示されていました。この更新により、-w オプションから出力が行われる前に、ターミナルキャプチャーログファイルが能動的に検証されるようになりました。その結果、前述の問題が修正され、表示される出力が正確になりました。
Jira:RHELDOCS-21315[1]