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3.15. カスタム Dockerfile を使用したコンテナーイメージの変更

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Dockerfile を含むディレクトリーを指定して、必要な変更を加えることができます。tripleo-modify-image ロールを呼び出すと、ロールは Dockerfile.modified ファイルを生成し、これにより FROM ディレクティブが変更され新たな LABEL ディレクティブが追加されます。

注記

Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) ディレクターは、Ceph コンテナーではなく、RHOSP コンテナー用のカスタム Dockerfile を使用したコンテナーイメージの変更をサポートします。

手順

  1. 以下の例では、nova-compute イメージでカスタム Dockerfile が実行されます。

    ContainerImagePrepare:
    - push_destination: true
      ...
      includes:
      - nova-compute
      modify_role: tripleo-modify-image
      modify_append_tag: "-hotfix"
      modify_vars:
        tasks_from: modify_image.yml
        modify_dir_path: /home/stack/nova-custom
      ...
  2. /home/stack/nova-custom/Dockerfile ファイルの例を以下に示します。USER root ディレクティブを実行した後は、元のイメージのデフォルトユーザーに戻す必要があります。

    FROM registry.redhat.io/rhosp-rhel8/openstack-nova-compute:latest
    
    USER "root"
    
    COPY customize.sh /tmp/
    RUN /tmp/customize.sh
    
    USER "nova"
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