forward_delay | ブリッジがリッスンして状態を学習するのに費やす時間をデシ秒単位で設定します。この時間内にスイッチングループが見つからなかった場合には、ブリッジは転送状態に入ります。これにより、通常のネットワーク操作を行う前にトラフィックとレイアウトを検査する時間ができます。 |
gc_timer | ガベージコレクション時間をデシ秒単位で設定します。この時間が経過すると、転送のデータベースがチェックされ、タイムアウトのエントリーが消去されます。 |
group_addr | 一般的なクエリーの送信時にゼロに設定されます。グループ固有またはグループおよびソース固有のクエリーの送信時には、IP マルチキャストアドレスに設定されます。 |
group_fwd_mask | 転送リンクのローカルグループアドレスへのブリッジを有効にします。この値をデフォルトから変更すると、ブリッジングの動作が通常とは異なるようになります。 |
hash_elasticity | ハッシュテーブルで許容されるチェーンの最大長。次の新規マルチキャストグループが追加されるまで、有効になりません。リハッシュ後にこの条件が満たされないと、ハッシュの競合が発生し、スヌーピングが無効になります。 |
hash_max | ハッシュテーブル内のバケットの最大量。この設定は直ちに有効になり、現在のマルチキャストグループエントリー数よりも少ない値には設定できません。値は 2 の累乗である必要があります。 |
hello_time | ネットワークトポロジー内のブリッジの位置をアナウンスする「hello」メッセージを送信する間隔をデシ秒単位で設定します。このブリッジが Spanning Tree ルートブリッジの場合にのみ適用します。 |
hello_timer | 最後の「hello」メッセージが送信されてからの時間 (デシ秒単位) |
max_age | 「hello」メッセージを別のルートブリッジから受信する最大時間をデシ秒単位で設定します。この時間を超えると、ブリッジは動作していないと見なされ、引き継ぎが開始します。 |
multicast_last_member_count | ホストから「leave group」メッセージを受信した後にマルチキャストグループに送信される「last member」クエリーの数を設定します。 |
multicast_last_member_interval | 「last member」クエリーの間隔時間をデシ秒単位で設定します。 |
multicast_membership_interval | ブリッジが、マルチキャストグループのメンバーからの通信を待つ時間をデシ秒単位で設定します。この時間が経過すると、ホストに対するマルチキャストトラフィックの送信を停止します。 |
multicast_querier | ブリッジがマルチキャストクエリアーをアクティブに実行するかどうかを設定します。ブリッジが他のネットワークホストから「multicast host membership」のクエリーを受信すると、クエリーの受信時間とマルチキャストクエリーの間隔時間に基づいてホストがトラッキングされます。ブリッジが後でそのマルチキャストメンバーシップ向けのトラフィックの送信を試みる場合や、クエリーマルチキャストルーターと通信している場合には、このタイマーによりそのクエリアーが有効であることを確認します。有効な場合には、マルチキャストトラフィックはブリッジの既存のマルチキャストメンバーシップテーブルを使用して配信されます。有効でない場合には、トラフィックは全ブリッジポートから送信されます。マルチキャストメンバーシップのあるブロードキャストドメイン、またはマルチキャストメンバーシップを予定しているブロードキャストドメインは、パフォーマンス向上のためにはマルチキャストクエリアーを少なくとも 1 つ実行すべきです。 |
multicast_querier_interval | ホストから「multicast host membership」クエリーを最後に受信して、それが有効であることを確認した後の最大時間をデシ秒単位で設定します。 |
multicast_query_use_ifaddr | ブール値。デフォルトでは '0' に設定され、その場合にはクエリアーが 0.0.0.0 を IPv4 メッセージのソースアドレスとして使用します。この設定を変更すると、ブリッジの IP がソースアドレスとして設定されます。 |
multicast_query_interval | ブリッジが送信するクエリーの間隔をデシ秒単位で設定し、マルチキャストメンバーシップの有効性を確保します。この時点またはブリッジがメンバーシップについてのマルチキャストクエリーを送信するように要求されている場合には、チェックが要求された時間に加えて multicast_query_interval に基づいてブリッジは自分のマルチキャストクエリアーをチェックします。このメンバーシップのマルチキャストクエリーが最後の multicast_query_interval 内に送信されている場合には、再送信されません。 |
multicast_query_response_interval | クエリーが送信されてからホストが応答するまでの時間 (デシ秒単位)。multicast_query_interval の値以下である必要があります。 |
multicast_router | マルチキャストルーターにアタッチするポートを有効化/無効化することができます。1 つ以上のマルチキャストルーターがアタッチされたポートは、全マルチキャストトラフィックを受信します。値を 0 に指定すると完全に無効化され、1 に指定するとシステムはクエリーに基づいてルーターの有無を検知することができるようになり、また、値を 2 に指定すると、全マルチキャストトラフィックを常に受信できるようになります。 |
multicast_snooping | スヌーピングの有効化/無効化を切り替えます。スヌーピングにより、ブリッジがルーターとホスト間のトラフィックをリッスンして、適切なリンクにマルチキャストトラフィックをフィルタリングするマップを維持します。このオプションにより、ユーザーは、ハッシュの競合により自動的に無効になったスヌーピングを再度有効化することができます。ただし、そのハッシュの競合が解決されていない場合には再度有効化されません。 |
multicast_startup_query_count | 起動時にメンバーシップ情報を確認するために送信されるクエリーの件数を設定します。 |
multicast_startup_query_interval | 起動時にメンバーシップ情報を確認するために送信されるクエリーの間隔時間をデシ秒単位で設定します。 |