3.4. CPU QoS
CPU QoS は、仮想マシンが、その仮想マシンを実行するホストで利用できる最大処理能力を定義します。この値は、そのホストで利用可能な総処理能力に対するパーセンテージで指定します。CPU QoS を仮想マシンに割り当てると、クラスター内の 1 台の仮想マシンのワークロードが、同じクラスター内のその他の仮想マシンが利用可能な処理リソースに影響を及ぼすのを防ぐことができます。
3.4.1. CPU QoS エントリーの作成
CPU QoS エントリーを作成します。
手順3.7 CPU QoS エントリーの作成
- データセンター リソースタブをクリックして対象のデータセンターを選択します。
- 詳細ペインで QoS タブをクリックします。
- CPU をクリックします。
- QoS 名 のフィールドに QoS エントリーの名前を入力します。
- 説明 フィールドに QoS エントリーの説明を入力します。
- 上限 フィールドには、QoS エントリーが許容する最大処理能力をパーセンテージで入力します。
%
のシンボルは入力しないでください。
CPU QoS エントリーが作成されました。このエントリーをベースにして、そのデータセンターに属するクラスターで CPU プロファイルを作成することができます。
3.4.2. CPU QoS エントリーの削除
既存の CPU QoS エントリーを削除します。
手順3.8 CPU QoS エントリーの削除
- データセンター リソースタブをクリックして対象のデータセンターを選択します。
- 詳細ペインで QoS タブをクリックします。
- CPU をクリックします。
- 削除する CPU QoS エントリーを選択します。
- プロンプトが表示されたらをクリックします。
CPU QoS エントリーが削除され、使用できなくなりました。いずれかの CPU プロファイルがそのエントリーをベースにしていた場合には、それらのプロファイルの CPU QoS エントリーは自動的に
[無制限]
に設定されます。