C.5. サービスとリソース順序へのデバッグとテスト
サービスとリソースの順序のデバッグとテストには、
rg_test
ユーティリティを使用できます。rg_test
はコマンドラインユーティリティであり、シェル又はターミナルから実行する rgmanager
パッケージにより提供されます(Conga にはありません)。表C.2「rg_test
ユーティリティの要約」 は rg_test
ユーティリティの動作と構文をまとめています。
アクション | 構文 |
---|---|
rg_test が理解するリソースルールを表示する | rg_test rules |
エラー、又は余剰リソースエージェントの為に設定 (及び /usr/share/cluster) をテストする | rg_test test /etc/cluster/cluster.conf |
サービスの開始/停止の順序を表示する |
開始順を表示する:
rg_test noop /etc/cluster/cluster.conf start service
停止順を表示する:
rg_test noop /etc/cluster/cluster.conf stop service
|
サービスを明示的に開始/停止する | 重要
これを実行する場合は、1 つのノード上でのみ行ってください。また、常に rgmanager 内のサービスを最初に無効にしてください。
サービスを開始する:
rg_test test /etc/cluster/cluster.conf start service
サービスを停止する:
rg_test test /etc/cluster/cluster.conf stop service
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2つの cluster.conf ファイル間でリソースのツリーデルタを計算して表示します。 | rg_test delta
例えば:
rg_test delta /etc/cluster/cluster.conf.bak /etc/cluster/cluster.conf
|