9.10.3. カスタムのオブジェクトクラスを新規グループエントリーに適用する
ユーザーエントリーの場合と同様に、管理者はグループエントリーに適用する必要のあるカスタム属性を持つカスタムオブジェクトクラスを指定できます。オブジェクトクラスを IdM サーバー設定に追加すると、これらは自動的に追加されます。
9.10.3.1. Web UI での操作
- カスタムスキーマ要素をすべて、Identity Management が使用する 389 Directory Server インスタンスに追加します。スキーマ要素の追加については、『Directory Server Administrator's Guide』の「スキーマ」の章で説明します。
- IPA Server タブを開きます。
- Configuration サブタブを選択します。
- Group Options エリアまでスクロールします。
- Add リンクをクリックして、別のオブジェクトクラスの新規フィールドを追加します。重要設定の更新時は、常に既存のデフォルトオブジェクトクラスを追加してください。これらを含めないと、現行設定は上書きされます。Identity Management で必須のオブジェクトクラスが含まれないと、これ以降にエントリーの追加を試みるとオブジェクトクラス違反で失敗することになります。
- 変更が完了したら、Configuration ページ上部の Update リンクをクリックします。