28.5.4. IdM サーバーの初期化
レプリカが最初に作成されると、マスターサーバーのデータベースが、レプリカデータベースにコピーされます。このプロセスは 初期化 と呼ばれます。サーバー/レプリケーションが長期間オフラインの場合や、データベースに何らかの破損がある場合、新しいデータセットでサーバーを再初期化できます。
これは、re-initialize コマンドを使用して行います。初期化されるターゲットサーバーはローカルホストです。ローカルデータベースを初期化するためにデータをプルするサーバーまたはレプリカを
--from
オプションで指定します。
[root@server ~]# ipa-replica-manage re-initialize --from srv1.example.com