4.6. ZooKeeper の認証
デフォルトでは、ZooKeeper と Kafka 間の接続は認証されません。ただし、Kafka および ZooKeeper は、SASL(Simple Authentication and Security Layer)を使用して認証を設定するために使用できる Java Authentication and Authorization Service(JAAS)をサポートします。ZooKeeper は、ローカルで保存された認証情報を使用した DIGEST-MD5 SASL メカニズムを使用した認証をサポートします。
4.6.1. JAAS 設定
ZooKeeper 接続の SASL 認証は JAAS 設定ファイルで設定する必要があります。デフォルトでは、Kafka は ZooKeeper に接続するために Client
という名前の JAAS コンテキストを使用します。Client
コンテキストは /opt/kafka/config/jass.conf
ファイルで設定する必要があります。以下の例のように、コンテキストは PLAIN
SASL 認証を有効にする必要があります。
Client { org.apache.kafka.common.security.plain.PlainLoginModule required username="kafka" password="123456"; };