17.4. Kafka Exporter の実行


Kafka Exporter は、AMQ Streams のインストール に使用されるダウンロードアーカイブで提供されます。

このコマンドを実行して、Grafana ダッシュボードで Prometheus メトリクスを公開できます。

この手順では、Grafana ユーザーインターフェースにアクセスでき、Prometheus がデータソースとして追加されていることを前提とします。

手順

  1. 適切な設定値を使用して Kafka Exporter スクリプトを実行します。

    ./bin/kafka_exporter --kafka.server=<kafka-bootstrap-address>:9092 --kafka.version=2.7.0  --<my-other-parameters>

    パラメーターには、--kafka.server のように 2 倍の規則が必要です。

    表17.4 Kafka Exporter 設定パラメーター
    オプション説明デフォルト

    kafka.server

    Kafka サーバーのホスト/ポストアドレス。

    kafka:9092

    kafka.version

    Kafka ブローカーのバージョン。

    1.0.0

    group.filter

    メトリクスに含まれるコンシューマーグループを指定する正規表現。

    .* (all)

    topic.filter

    メトリクスに含まれるトピックを指定する正規表現。

    .* (all)

    sasl.<parameter>

    ユーザー名とパスワードを使用して SASL/PLAIN 認証を使用して Kafka クラスターを有効にし、接続するためのパラメーター。

    false

    tls.<parameter>

    任意の証明書およびキーを使用して、TLS 認証を使用して Kafka クラスターへの接続を有効にするパラメーター。

    false

    web.listen-address

    メトリクスを公開するポートアドレス。

    :9308

    web.telemetry-path

    公開されるメトリクスのパス。

    /metrics

    log.level

    指定の重大度 (debug、info、warn、error、fatal) 以上でメッセージをログに記録するためのログ設定。

    info

    log.enable-sarama

    Sarama ロギングを有効にするブール値(Kafka Exporter によって使用される Go クライアントライブラリー)。

    false

    プロパティーの情報には kafka_exporter --help を使用できます。

  2. Kafka Exporter メトリクスを監視するように Prometheus を設定します。

    Prometheus の設定に関する詳細は、Prometheus の ドキュメント を参照してください。

  3. Grafana を有効にして、Prometheus によって公開される Kafka Exporter メトリクスデータを表示します。

    詳細は、「 Grafana での Kafka Exporter メトリクスの 表示」を参照してください。

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