15.3. Cruise Control の Metrics Reporter のデプロイ


Cruise Control を起動する前に、提供された Cruise Control Metrics Reporter を使用するように Kafka ブローカーを設定する必要があります。

ランタイム時に読み込まれると、Metrics Reporter はメトリクスを __CruiseControlMetrics トピックに送信します。1 つは 自動作成されたトピック のいずれかになります。Cruise Control はこれらのメトリクスを使用してワークロードモデルを作成および更新し、最適化プロポーザルを算出します。

前提条件

手順

Kafka クラスターの各ブローカーと 1 つずつ、以下の 1 つに対して以下を行います。

  1. Kafka ブローカーを停止します。

    /opt/kafka/bin/kafka-server-stop.sh
  2. Cruise Control Metrics Reporter .jar ファイルを Kafka ライブラリーディレクトリーにコピーします。

    cp /opt/cruise-control/libs/cruise-control-metrics-reporter-y.y.yyy.redhat-0000x.jar /opt/kafka/libs
  3. Kafka 設定ファイル(/opt/kafka/config/server.properties)で、Cruise Control Metrics Reporter を設定します。

    1. CruiseControlMetricsReporter クラスを metric.reporters 設定オプションに追加します。既存の Metrics Reporter を削除しないでください。

      metric.reporters=com.linkedin.kafka.cruisecontrol.metricsreporter.CruiseControlMetricsReporter
    2. 以下の設定オプションと値を Kafka 設定ファイルに追加します。

      cruise.control.metrics.topic.auto.create=true
      cruise.control.metrics.topic.num.partitions=1
      cruise.control.metrics.topic.replication.factor=1

      これらのオプションにより、Cruise Control Metrics Reporter は、ログクリーンアップポリシー DELETE__CruiseControlMetrics トピックを作成できます。詳細は、「 自動作成されたトピックCruise Control Metrics トピックの Log cleanup policy 」を参照してください。

  4. 必要に応じて SSL を設定します。

    1. Kafka 設定ファイル(/opt/kafka/config/server.properties)では、関連するクライアント設定プロパティーを設定して、Cruise Control Metrics Reporter と Kafka ブローカー間の SSL を設定します。

      Metrics Reporter は、すべての標準的なプロデューサー固有の設定プロパティーと cruise.control.metrics.reporter プレフィックスを受け入れます。例: cruise.control.metrics.reporter.ssl.truststore.password

    2. Cruise Control プロパティーファイル(/opt/cruise-control/config/cruisecontrol.properties)では、関連するクライアント設定プロパティーを設定して、Kafka ブローカーと Cruise Control サーバー間で SSL を設定します。

      Cruise Control は Kafka から SSL クライアントプロパティーオプションを継承するため、これらのプロパティーをすべての Cruise Control サーバークライアントに使用します。

  5. Kafka ブローカーを再起動します。

    /opt/kafka/bin/kafka-server-start.sh
  6. 残りのブローカーにステップ 1-5 を繰り返します。
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