18.4.2. Kafka Connect のアップグレード
この手順では、ホストマシンで Kafka Connect クラスターをアップグレードする方法を説明します。
Kafka Connect はクライアントアプリケーションで、クライアントをアップグレードするために選択したストラテジーに組み込む必要があります。詳細は、「 クライアントをアップグレードするストラテジー 」を参照してください。
前提条件
-
kafka
ユーザーとして Red Hat Enterprise Linux にログインしている。 - Kafka Connect は起動していません。
手順
AMQ Streams クラスターの各 Kafka ブローカーと 1 つずつ、以下の 1 つに対して以下を行います。
カスタマーポータルから AMQ Streams アーカイブを ダウンロード します。
注記要求されたら、Red Hat アカウントにログインします。
コマンドラインで一時ディレクトリーを作成し、
amq-streams-x.y.z-bin.zip
ファイルの内容を展開します。mkdir /tmp/kafka unzip amq-streams-x.y.z-bin.zip -d /tmp/kafka
実行している場合は、ホストで実行している Kafka ブローカーおよび ZooKeeper を停止します。
/opt/kafka/bin/kafka-server-stop.sh /opt/kafka/bin/zookeeper-server-stop.sh
既存のインストールから
libs
、bin
、およびdocs
ディレクトリーを削除します。rm -rf /opt/kafka/libs /opt/kafka/bin /opt/kafka/docs
一時ディレクトリーから
libs
、bin
、およびdocs
ディレクトリーをコピーします。cp -r /tmp/kafka/kafka_y.y-x.x.x/libs /opt/kafka/ cp -r /tmp/kafka/kafka_y.y-x.x.x/bin /opt/kafka/ cp -r /tmp/kafka/kafka_y.y-x.x.x/docs /opt/kafka/
一時ディレクトリーを削除します。
rm -r /tmp/kafka
スタンドアロンまたは分散モードで Kafka Connect を起動します。
スタンドアロンモードで開始するには、
connect-standalone.sh
スクリプトを実行します。Kafka Connect スタンドアロン設定ファイルおよび Kafka Connect コネクターの設定ファイルを指定します。su - kafka /opt/kafka/bin/connect-standalone.sh /opt/kafka/config/connect-standalone.properties connector1.properties [connector2.properties ...]
分散モードで起動するには、すべての Kafka Connect ノードで
/opt/kafka/config/connect-distributed.properties
設定ファイルを使用して Kafka Connect ワーカーを起動します。su - kafka /opt/kafka/bin/connect-distributed.sh /opt/kafka/config/connect-distributed.properties
Kafka Connect が実行されていることを確認します。
スタンドアロンモードでは、以下のようになります。
jcmd | grep ConnectStandalone
Distributed モードでは以下を行います。
jcmd | grep ConnectDistributed
- Kafka Connect が想定どおりにデータを生成し、消費していることを確認します。