第16章 kdump のインストール


kdump サービスは、Red Hat Enterprise Linux のインストール時にデフォルトでインストールおよび有効化されます。kdump は、Anaconda のインストール時、またはインストール後にコマンドラインから有効化および設定できます。

16.1. kdump とは

kdump ユーティリティーは、クラッシュダンプ機能を提供し、分析用の vmcore ファイルを生成します。kexec システムコールを使用することで、kdump は 再起動せずに予約済みの キャプチャーカーネル を起動します。そして、クラッシュしたカーネルのメモリーをファイルに保存します。

重要

システム障害が発生した場合、カーネルクラッシュダンプが唯一入手できる情報となる場合があります。したがって、ミッションクリティカルな環境では、kdump が正常に稼働する状態になっていることが重要です。通常のカーネル更新サイクルで、kexec-toolskdump-utilsmakedumpfile パッケージを定期的に更新してテストする必要があります。これは、新しいカーネル機能をインストールするときに重要です。

マシンに複数のカーネルがある場合は、インストールされているすべてのカーネルに対して、または指定したカーネルに対してのみ kdump を有効にできます。kdump をインストールすると、システムによってデフォルトの /etc/kdump.conf ファイルが作成されます。/etc/kdump.conf にはデフォルトの最小 kdump 設定が含まれています。これを編集して kdump 設定をカスタマイズできます。

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