26.3. IMA 測定によるリモートアテステーションの有効化


Keylime などのリモートアテステーションツールを使用してシステムの整合性を検証するには、Integrity Measurement Architecture (IMA) 測定を有効化します。署名済みのサンプル測定ポリシーは /usr/share/ima/policies/02-keylime-remote-attestation にあります。要件を満たすポリシーをデプロイして実行します。

前提条件

  • 署名済みの測定ポリシーが /usr/share/ima/policies/02-keylime-remote-attestation にあります。

手順

  1. rpm-plugin-ima パッケージをインストールします。

    # dnf install rpm-plugin-ima
  2. サンプルポリシーの IMA 署名が拡張属性に格納されるように、ima-evm-utils パッケージを再インストールします。

    # dnf reinstall ima-evm-utils
  3. IMA 署名が格納されていることを確認します。

    # evmctl ima_verify -k /etc/keys/ima/redhatimarelease-10.der /usr/share/ima/policies/02-keylime-remote-attestation
    keyid d3320449 (from /etc/keys/ima/redhatimarelease-10.der)
    key 1: d3320449 /etc/keys/ima/redhatimarelease-10.der
    /usr/share/ima/policies/02-keylime-remote-attestation: verification is OK
  4. 拡張属性を保持したまま署名済みの測定ポリシーを /etc/ima/ima-policy にコピーして、systemd が起動時にそのポリシーを自動的に読み込むようにします。

    # cp --preserve=xattr /usr/share/ima/policies/02-keylime-remote-attestation /etc/ima/ima-policy
  5. IMA 鍵が起動時に読み込まれるように、dracut の integrity モジュールを有効にします。

    # cp --preserve=xattr /usr/share/ima/dracut-98-integrity.conf /etc/dracut.conf.d/ima.conf
  6. initramfs を再生成して integrity モジュールを含めます。

    # dracut -f
    • s390x システムでは、次回の IPL (初期プログラムロード) で変更を適用するために、zipl コマンドも実行します。

      # zipl
  7. 再起動して IMA 鍵を読み込ませます。

    # systemctl reboot
    警告

    セキュアブートが有効なシステムでは、カーネルは署名されていない IMA ポリシーを受け入れません。IMA コード署名鍵がカーネルで利用可能になる前にポリシーを読み込ませると、読み込みが失敗し、次回の再起動時にハングする可能性があります。したがって、鍵が利用可能になった後にポリシーを読み込ませる必要があります。

    サンプルポリシーが要件に合わない場合は、カスタム IMA 鍵で署名された IMA ポリシーの読み込み を参照してください。

検証

  • ポリシーが読み込まれていることを確認します。

    # cat /sys/kernel/security/integrity/ima/policy
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