24.8. 公開鍵を MOK リストに追加してターゲットシステムに公開鍵を登録する
カーネルまたはカーネルモジュールにアクセスするには、公開鍵を認証する必要があります。対象システムのプラットフォームキーリング (.platform) に鍵を登録してください。
Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) セキュアブートシステムでは、カーネルは db データベースから鍵をインポートします。dbx データベースで失効済みとマークされているキーはインポートされません。
Machine Owner Key (MOK) 機能を使用すると、UEFI セキュアブートキーデータベースを拡張できます。UEFI ベースのシステムでは、セキュアブートを有効にして RHEL 10 を起動できます。MOK リストにある鍵は、セキュアブートデータベースの鍵とともに、プラットフォームキーリング (.platform) に追加されます。
MOK リストはセキュアに保存され、再起動後も保持されます。これはセキュアブートデータベースとは分離されています。
MOK 機能は、shim、MokManager、GRUB、および mokutil ユーティリティーでサポートされています。これらを組み合わせることで、UEFI ベースのシステムにおけるセキュアな鍵管理と認証が可能になります。
システムでカーネルモジュールの認証サービスを取得するには、ファクトリーファームウェアイメージで公開鍵を UEFI セキュアブート鍵データベースに組み入れるようシステムベンダーに要求することを検討してください。
前提条件
- 公開鍵と秘密鍵のペアを生成し、公開鍵の有効期限を知っています。詳細は、公開鍵と秘密鍵のペアの生成 を参照してください。
手順
公開鍵を
sb_cert.cerファイルにエクスポートします。# certutil -d /etc/pki/pesign \ -n 'Custom Secure Boot key' \ -Lr \ > sb_cert.cer公開鍵を MOK リストにインポートします。
# mokutil --import sb_cert.cer- この MOK 登録要求の新しいパスワードを入力してください。
マシンを再起動します。
shimブートローダーは、保留中の MOK キー登録要求を認識し、MokManager.efiを起動して、UEFI コンソールから登録を完了できるようにします。Enroll MOKを選択し、プロンプトが表示されたら、この要求に関連付けたパスワードを入力し、登録を確認します。公開鍵が MOK リストに永続的に追加されます。
鍵が MOK リストに登録されると、UEFI セキュアブートが有効な場合、その時またはその後の起動時に、鍵は自動的に
.platformキーリングに伝播されます。