21.2. crash ユーティリティーの実行および終了
システムクラッシュを分析し、カーネル関連の問題をトラブルシューティングするには、vmcore ダンプファイルに対して crash ユーティリティーを使用します。このツールを使用して、システム障害発生時のシステムの状態を把握し、問題の根本原因を特定してください。
前提条件
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現在実行中のカーネルを識別します (例:
6.12.0-55.9.1.el10_0.x86_64)。
手順
crashユーティリティーを起動するには、2 つの必要なパラメーターをコマンドに渡す必要があります。-
特定の
kernel-debuginfoパッケージを通じて提供される、/usr/lib/debug/lib/modules/6.12.0-55.9.1.el10_0.x86_64/vmlinuxなどのデバッグ情報 (圧縮解除された vmlinuz イメージ)。 実際の vmcore ファイル (例:
/var/crash/127.0.0.1-2021-09-13-14:05:33/vmcore)結果として得られる
crashコマンドは次のようになります。# crash /usr/lib/debug/lib/modules/6.12.0-55.9.1.el10_0.x86_64/vmlinux /var/crash/127.0.0.1-2021-09-13-14:05:33/vmcorekdumpで取得したのと同じ <kernel> のバージョンを使用します。
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特定の
crash ユーティリティーの実行
次の例は、6.12.0-55.9.1.el10_0.x86_64 カーネルを使用して作成されたコアダンプを分析する方法を示しています。
... WARNING: kernel relocated [202MB]: patching 90160 gdb minimal_symbol values KERNEL: /usr/lib/debug/lib/modules/6.12.0-55.9.1.el10_0.x86_64/vmlinux DUMPFILE: /var/crash/127.0.0.1-2021-09-13-14:05:33/vmcore [PARTIAL DUMP] CPUS: 2 DATE: Mon Sep 13 14:05:16 2021 UPTIME: 01:03:57 LOAD AVERAGE: 0.00, 0.00, 0.00 TASKS: 586 NODENAME: localhost.localdomain RELEASE: 6.12.0-55.9.1.el10_0.x86_64 VERSION: #1 SMP Wed Aug 29 11:51:55 UTC 2018 MACHINE: x86_64 (2904 Mhz) MEMORY: 2.9 GB PANIC: "sysrq: SysRq : Trigger a crash" PID: 10635 COMMAND: "bash" TASK: ffff8d6c84271800 [THREAD_INFO: ffff8d6c84271800] CPU: 1 STATE: TASK_RUNNING (SYSRQ) crash>対話型プロンプトを終了して crash ユーティリティーを停止するには、
exitまたはqと入力します。crash> exit ~]#注記crashコマンドは、稼働中のシステムをデバッグするための強力なツールとしても使用することもできます。ただし、システムレベルの問題を回避するために注意して使用する必要があります。