第7章 gnome-session
gnome-session
プログラムも Red Hat Enterprise Linux 7 で更新されています。このプログラムはこれまでと同じ方法で GNOME デスクトップを起動しますが、そのコンポーネントの一部は変更されました。
- gnome-session-properties
- gnome-session-properties アプリケーションは、引き続き gnome-session パッケージに含まれます。ただし、その機能は個々のユーザーの起動プログラムを管理したり、ログアウト時に現在実行中のアプリケーションを保存することに制限されています。後者の機能については Red Hat Enterprise Linux 6 の機能が保持されています。
- 名前付きセッション
- gnome-session-properties で すると、保存されたアプリケーションのリストもログイン時に表示されます。ボタンは、セッションを特定の時間に保存し、名前を付けることができます。保存されたセッションはログイン時に復元されます。この更新により、複数のレイアウトを作成したり、それらの名前を変更したり、1 つのユーザーアカウントに対して複数のユーザーセッションを選択することも可能になりました。
詳細情報の入手
セッション管理の詳細は、14章セッション管理 を参照してください。
すべてのユーザー用に起動 (自動起動) アプリケーションを管理する方法については、「全ユーザー用の自動起動アプリケーションの追加」 を参照してください。