13.8. ユーザーのログアウトおよび切り替えのロックダウン
ユーザーがログアウトできないようにするには、以下の手順に従います。
- 以下の行を含む
/etc/dconf/profile/user
プロファイルを作成します。user-db:user system-db:local
local
dconf
データベースの名前です。 - ディレクトリー
/etc/dconf/db/local.d/
がまだ存在しない場合は作成します。 - キーファイル
/etc/dconf/db/local.d/00-logout
を作成して、ローカル
データベースに情報を提供します。[org/gnome/desktop/lockdown] # Prevent the user from user switching disable-log-out=true
- ユーザーの設定を上書きし、ユーザーが
/etc/dconf/db/local.d/locks/lockdown
で設定を変更できないようにします。# Lock this key to disable user logout /org/gnome/desktop/lockdown/disable-log-out
- システムデータベースを更新します。
# dconf update
- システム全体の設定に変更を適用するために、ユーザーは、一度ログアウトしてログインし直す必要があります。
重要
ユーザーは別のユーザーに切り替わることで、ログアウトのロックダウンを逃れることができます。こうすると、管理者の意図に反することになります。このシナリオを防ぐために、ユーザーの切り替えも無効にすることが推奨されます。
手順13.8 ユーザーが別のユーザーアカウントに切り替えられないようにする
- 以下の行を含む
/etc/dconf/profile/user
プロファイルを作成します。user-db:user system-db:local
local
dconf
データベースの名前です。 - ディレクトリー
/etc/dconf/db/local.d/
がまだ存在しない場合は作成します。 - キーファイル
/etc/dconf/db/local.d/00-user-switching
を作成して、ローカル
データベースに情報を提供します。[org/gnome/desktop/lockdown] # Prevent the user from user switching disable-user-switching=true
- ユーザーの設定を上書きし、ユーザーが
/etc/dconf/db/local.d/locks/lockdown
で設定を変更できないようにします。# Lock this key to disable user switching /org/gnome/desktop/lockdown/disable-user-switching
- システムデータベースを更新します。
# dconf update
- システム全体の設定に変更を適用するために、ユーザーは、一度ログアウトしてログインし直す必要があります。