13.5. 印刷のロックダウン
ユーザーに印刷ダイアログボックスが表示されないように、無効にすることができます。これは、ユーザーに一時的なアクセスを提供する場合や、ユーザーがネットワークプリンターで印刷できないようにする場合に役に立ちます。
重要
この機能は、この機能をサポートするアプリケーションでのみ機能します。すべての GNOME およびサードパーティーアプリケーションでこの機能が有効になっているわけではありません。この機能をサポートしないアプリケーションには、これらの変更による影響はありません。
org.gnome.desktop.lockdown.disable-printing
キーをロックすると、アプリケーションが表示されなくなります。以下の手順に従います。
手順13.5 org.gnome.desktop.lockdown.disable-printing
鍵のロックダウン
- ユーザープロファイルがない場合は作成します(
/etc/dconf/profile/user
)。user-db:user system-db:local
- マシン全体の設定用に
local
データベースをetc/dconf/db/local.d/00-lockdown に作成します。
[org/gnome/desktop/lockdown] # Prevent applications from printing disable-printing=true
- ユーザーの設定を上書きし、ユーザーが
/etc/dconf/db/local.d/locks/lockdown
で設定を変更できないようにします。# List the keys used to configure lockdown /org/gnome/desktop/lockdown/disable-printing
- 以下を実行してシステムデータベースを更新します。
#
dconf update
これらのステップの実行後は、このロックダウンキーをサポートするアプリケーションは印刷を無効にします。このようなアプリケーションには、Evolution、Evince、Eye of GNOME、Epiphany、および Gedit があります。