9.3. wpa_supplicant の変更点
9.3.1. journalctl
が wpa_supplicant
ログを読み込む
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 の wpa_supplicant
パッケージは、CONFIG_DEBUG_SYSLOG
が有効になった状態で構築されています。これにより、/var/log/wpa_supplicant.log
ファイルの内容を確認する代わりに、journalctl
ユーティリティーを使用して wpa_supplicant
ログを読み取ることができます。
9.3.2. wpa_supplicant
のワイヤレス拡張に対する compile-time サポートが無効になっている
wpa_supplicant
パッケージでは、ワイヤレス拡張に対応していません。コマンドラインの引数として wext
を使用する場合、またはワイヤレス拡張にのみ対応する古いアダプターのみを使用する場合は、wpa_supplicant
デーモンを実行できません。