13.6. RHEL 8 Pacemaker クラスター内の GFS2 ファイルシステム
RHEL 8 では、LVM は、「共有ストレージデバイスを管理する clvmd
の削除」 で説明されているように、アクティブ/アクティブクラスターで共有ストレージデバイスを管理するために、clvmd
の代わりに、LVM ロックデーモン lvmlockd
を使用します。
RHEL 8 クラスターに RHEL 7 システムを作成した GFS2 ファイルシステムを使用するには、RHEL 8 システムで共有論理ボリュームとしてマウントされる論理ボリュームを設定して、ボリュームグループのロックを開始する必要があります。既存の RHEL 7 論理ボリュームを、RHEL 8 Pacemaker クラスターとして使用するように設定する手順は、RHEL7 から RHEL8 へ GFS2 ファイルシステムの移行 を参照してください。