8.4. OpenSCAP
8.4.1. OpenSCAP API が統合
この更新により、統合された OpenSCAP 共有ライブラリー API を提供します。63 個のシンボルが削除され、14 個が追加され、4 個で署名が更新されました。OpenSCAP 1.3.0 で削除されたシンボルには以下が含まれます。
- バージョン 1.2.0 で非推奨とされたシンボル
- SEAP プロトコルシンボル
- 内部ヘルパー関数
- 未使用のライブラリーシンボル
- 未実装シンボル
8.4.2. oscap-podman
が、コンテナーのセキュリティースキャンおよびコンプライアンススキャンで oscap-docker
に置き換え
RHEL 8.2 では、コンテナーのセキュリティースキャンおよびコンプライアンススキャンを行うための新しいユーティリティーが導入されました。oscap-podman
ツールが、RHEL 7 におけるコンテナーおよびコンテナーイメージのスキャンを提供する oscap-docker
ユーティリティーと同等のものを提供します。
詳細は、コンテナーおよびコンテナーイメージの脆弱性スキャン セクションを参照してください。