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5.5. システムの目的が RHEL に新登場

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5.5.1. システムの目的がグラフィカルインストールに対応

Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムは、システムの目的の情報を Subscription Manager に提供していませんでした。Red Hat Enterprise Linux 8 では、グラフィカルインストール時のシステムの目的ウィンドウ、またはキックスタートの設定ファイルの syspurpose コマンドを使用して、システムの目的 を設定できます。システムの目的が記録されると、エンタイトルメントサーバーが、システムの使用目的を満たすサブスクリプションを自動添付するのに役に立つ情報を受け取ります。

5.5.2. Pykickstart におけるシステムの目的のサポート

以前は、pykickstart ライブラリーで、Subscription Manager にシステムの目的の情報が提供されていました。Red Hat Enterprise Linux 8 では、pykickstart が、新しい syspurpose コマンドを解析し、完全または一部自動化しているインストール時に、システムの使用目的を記録します。その後、その情報はインストールプログラムに渡され、新たにインストールしたシステムに保存され、システムのサブスクライブ時に Subscription Manager で利用できるようになります。

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