15.5. プロキシー経由のインターネットアクセス


プロキシーを使用したインターネットアクセスを必要とする環境にデプロイする場合は、サービスがリソースに想定どおりにアクセスできるようにサービスを設定する必要があります。

これを行うには、必要な環境変数を含む単一のファイルを設定で定義し、該当するすべてのサービスに systemd ドロップインユニットファイルを使用して、このファイルを参照します。

一般的なプロキシー環境変数の定義
この共通ファイルは、その後、インターネットアクセスを必要とする各サービスによって明示的に参照される必要があります。
# /etc/example-proxy.env
https_proxy="http://example.com:8080"
all_proxy="http://example.com:8080"
http_proxy="http://example.com:8080"
HTTP_PROXY="http://example.com:8080"
HTTPS_PROXY="http://example.com:8080"
no_proxy="*.example.com,127.0.0.1,0.0.0.0,localhost"
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コアサービスのドロップインユニットの定義
bootc および podman ツールには、通常、プロキシー設定が必要です。現時点では、bootc は常に systemd ユニットとして実行されるわけではありません。
# /usr/lib/systemd/system/bootc-fetch-apply-updates.service.d/99-proxy.conf
[Service]
EnvironmentFile=/etc/example-proxy.env
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podman systemd ユニットのプロキシー使用の定義

Podman systemd 設定を使用して、同様に EnvironmentFile=/etc/example-proxy.env を追加します。

podman およびコンテナーのプロキシー設定と環境設定は、root ユーザーとして /etc/containers/containers.conf 設定ファイルで設定するか、非 root ユーザーとして $HOME/.config/containers/containers.conf 設定ファイルで設定できます。

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