4.10. bootc-image-builder を使用したキックスタートファイルを含む ISO イメージのビルド


キックスタートファイルを使用すると、ユーザーの設定、パーティションのカスタマイズ、SSH 鍵の追加など、RHEL インストールプロセスのさまざまな部分を設定できます。ISO ビルドにキックスタートファイルを含めることで、ベースイメージのデプロイメントを除くインストールプロセスの任意の部分を設定できます。bootc コンテナーベースイメージを含む ISO の場合、キックスタートファイルを使用して、ostreecontainer コマンドを除くすべてのインストール設定を行うことができます。

たとえば、キックスタートを使用して、部分的なインストールやフルインストールを実行できます。ユーザーの作成を省略することもできます。bootc-image-builder を使用して、インストールプロセスを設定するためのカスタムキックスタートを含む ISO イメージをビルドします。

前提条件

  • ホストマシンに Podman がインストールされている。
  • bootc-image-builder ツールを実行し、コンテナーを --privileged モードで実行して、イメージをビルドするための root アクセスがある。

手順

  1. キックスタートファイルを作成します。次のキックスタートファイルは、ユーザーの作成とパーティションの指示を含む、完全に自動のキックスタートファイル設定の例です。

    [customizations.installer.kickstart]
    contents = """
    lang en_GB.UTF-8
    keyboard uk
    timezone CET
    
    user --name <user> --password <password> --plaintext --groups <groups>
    sshkey --username <user> ssh-<type> <public key>
    rootpw --lock
    
    zerombr
    clearpart --all --initlabel
    autopart --type=plain
    reboot --eject
    """
  2. キックスタートコンテンツを注入するために、キックスタート設定を toml 形式で保存します。たとえば、config.toml です。
  3. bootc-image-builder を実行し、ISO ビルドに追加するキックスタートファイル設定を含めます。bootc-image-builder によって、コンテナーイメージをインストールする ostreecontainer コマンドが自動的に追加されます。

    $ sudo podman run \
        --rm \
        -it \
        --privileged \
        --pull=newer \
        --security-opt label=type:unconfined_t \
        -v /var/lib/containers/storage:/var/lib/containers/storage \
        -v ./config.toml:/config.toml \
        -v ./output:/output \
        registry.redhat.io/rhel9/bootc-image-builder:latest \
        --type iso \
        --config /config.toml \
      quay.io/<namespace>/<image>:<tag>

    .iso イメージは出力フォルダーにあります。

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