7.6. bootc-image-builder を使用して作成するディスクイメージへの設定の注入


build config、つまり作成するイメージのカスタマイズを含む .toml または .json ファイルを使用すると、カスタムイメージに設定を注入できます。`build config ファイルは、コンテナーディレクトリーの /config.toml にマップされます。次の例は、作成するディスクイメージにユーザーを追加する方法を示しています。

手順

  1. ./config.toml を作成します。次の例は、ディスクイメージにユーザーを追加する方法を示しています。

    [[customizations.user]]
    name = "user"
    password = "pass"
    key = "ssh-rsa AAA ... user@email.com"
    groups = ["wheel"]
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    • NAME - 必須。ユーザーの名前です。
    • password - 必須ではありません。暗号化されていないパスワードです。
    • key - 必須ではありません。SSH 公開鍵の内容です。
    • groups - 必須ではありません。ユーザーの追加先グループの配列です。
  2. bootc-image-builder を実行します。./config.toml を含む次の引数を渡します。

    $ sudo podman run \
        --rm \
        -it \
        --privileged \
        --pull=newer \
        --security-opt label=type:unconfined_t \
        -v $(pwd)/config.toml:/config.toml \
        -v $(pwd)/output:/output \
        registry.redhat.io/rhel9/bootc-image-builder:latest \
        --type qcow2 \
        --config config.toml \
        quay.io/<namespace>/<image>:<tag>
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  3. たとえば、virt-install を使用して仮想マシンを起動します。

    $ sudo virt-install \
      --name bootc \
      --memory 4096 \
      --vcpus 2 \
      --disk qcow2/disk.qcow2 \
      --import \
      --os-variant rhel9
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検証

  • SSH でシステムにアクセスします。

    # ssh -i /<path_to_private_ssh-key> <user1>_@_<ip-address>
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次のステップ

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