第9章 Azure ServiceBus


Camel 3.12 以降

producer と consumer の両方がサポート対象

Azure ServiceBus を統合する azure-servicebus コンポーネント。Azure ServiceBus は、フルマネージドのエンタープライズ統合メッセージブローカーです。Service Bus は、アプリケーションとサービスを切り離すことができます。Service Bus は、データと状態の非同期転送のための信頼できる安全なプラットフォームを提供します。メッセージを使用して、異なるアプリケーションやサービス間でデータが転送されます。

前提条件

有効な Windows Azure ストレージアカウントが必要です。詳細については、Azure ドキュメントポータル を参照してください。

このコンポーネントの pom.xml に次の依存関係を追加します。

<dependency>
    <groupId>org.apache.camel</groupId>
    <artifactId>camel-azure-servicebus</artifactId>
    <version>3.20.1.redhat-00031</version>
    <!-- use the same version as your Camel core version -->
</dependency>
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9.1. オプションの設定

Camel コンポーネントは、以下の 2 つのレベルで設定されます。

  • コンポーネントレベル
  • エンドポイントレベル

9.1.1. コンポーネントオプションの設定

コンポーネントレベルは、エンドポイントによって継承される一般的な設定を保持する最上位レベルです。たとえば、コンポーネントにはセキュリティー設定、認証用の認証情報、ネットワーク接続の URL などが含まれます。

コンポーネントによってはオプションが少ししかないものもあれば、多くのオプションを持つものもあります。コンポーネントには通常、一般的に使用されるデフォルトが事前設定されているため、コンポーネントにいくつかのオプションを設定するだけで済みます。あるいは、全く何も設定しない場合もあります。

コンポーネントの設定は、Component DSL、設定ファイル(application.properties|yaml)、または直接 Java コードで実行できます。

9.1.2. エンドポイントオプションの設定

多くの場合、エンドポイントには多数のオプションがあり、最も多くの設定を行うのがエンドポイントであるため、エンドポイントで行う必要があることを設定できます。オプションは、エンドポイントが consumer (from) または producer (to) として使用されるか、または両方に使用されるかにも分類されます。

エンドポイントの設定は、多くの場合パスおよびクエリーパラメーターとしてエンドポイント URI で直接行われます。エンドポイントを設定するタイプセーフ方法として Endpoint DSL を使用することもできます。

オプションを設定する際の良い方法は、URL、ポート番号、機密情報などの設定をハードコーディングしないようにする Property Placeholders を使用することです。つまり、プレースホルダーを使用すると、コードから設定を外部化でき、柔軟性および再利用性が向上します。

以下の 2 つのセクションでは、最初にコンポーネント、次にエンドポイントのすべてのオプションを一覧表示します。

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