第93章 OpenTelemetry


Since Camel 3.5

OpenTelemetry コンポーネントは、OpenTelemetry を使用して着信および発信 Camel メッセージを追跡およびタイミングをとるために使用されます。

イベント (スパン) は、Camel との間で送受信される着信および発信メッセージに対してキャプチャーされます。

93.1. 設定

OpenTelemetry トレーサーの設定プロパティーは次のとおりです。

Expand
オプションデフォルト説明

excludePatterns

 

パターンに一致する Camel メッセージのトレースを無効にする除外パターンを設定します。設定内容は、キーがパターンである Set<String> です。このパターンは Intercept のルールを使用します。

encoding

false

ヘッダーキーをエンコードする必要があるかどうか (コネクター固有) を設定します。値はブール値です。ダッシュは、インスタンスを JMS プロパティーキー用にエンコードする必要があります。

93.1.1. 設定

選択した OpenTelemetry 準拠の Tracer に関連付けられた特定の依存関係に加えて、camel-opentelemetry コンポーネントを POM に追加します。

OpenTelemetry サポートを明示的に設定するには、OpenTelemetryTracer をインスタンス化し、camel コンテキストを初期化します。オプションで Tracer を指定することも、Registry を使用して暗黙的に検出することもできます

OpenTelemetryTracer otelTracer = new OpenTelemetryTracer();
// By default it uses the DefaultTracer, but you can override it with a specific OpenTelemetry Tracer implementation.
otelTracer.setTracer(...);
// And then initialize the context
otelTracer.init(camelContext);
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