A.26. Undertow サブシステムの属性
undertow
サブシステムのさまざまな要素の属性は以下の表を参照してください。
これらの表は、管理モデルで使用される属性名を示しています (管理 CLI を使用している場合など)。XML で使用される名前は管理モデルの名前と異なる場合があるため、XML で使用される要素を EAP_HOME/docs/schema/wildfly-undertow_4_0.xsd
のスキーマ定義ファイルで確認してください。
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
default-security-domain | other | Web デプロイメントによって使用されるデフォルトのセキュリティードメイン。 |
default-server | default-server | デプロイメントに使用するデフォルトのサーバー。 |
default-servlet-container | default | デプロイメントに使用するデフォルトのサーブレットコンテナー。 |
default-virtual-host | default-host | デプロイメントに使用するデフォルトの仮想ホスト。 |
instance-id | ${jboss.node.name} | クラスターインスタンス ID。 |
obfuscate-session-route | true | サーバーのルーティング中に instance-id 値を難読化するかどうか。instance-id 値が変更されない限り、難読化されたサーバールートはサーバーの再起動後も変更されません。 |
statistics-enabled | false | 統計を有効にするかどうか。 |
アプリケーションセキュリティードメインの属性
アプリケーションセキュリティードメインの属性の構造は以下のとおりです。
application-security-domain 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
enable-jacc | false | コンテナーの Java Authorization Contract を使用して承認を有効にします。 |
enable-jaspi | true | 関連するデプロイメントに対して {JAAS} を有効にします。 |
http-authentication-factory | マップされたセキュリティードメインを参照するデプロイメントで使用される HTTP 認証ファクトリー。 | |
integrated-jaspi | true |
|
override-deployment-config | false | デプロイメントの認証設定がファクトリーによってオーバーライドされるべきであるかどうか。 |
referencing-deployments | 現在このマッピングを参照しているデプロイメント。 | |
security-domain |
デプロイメントによって使用される |
single-sign-on 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
client-ssl-context | バックチャネルログアウト接続のセキュア化に使用される SSL コンテキストへの参照。 | |
cookie-name | JSESSIONIDSSO | クッキーの名前。 |
credential-reference | プライベートキーエントリーを復号化するための認証情報参照。 | |
domain | 使用されるクッキードメイン。 | |
http-only | false | クッキーの httpOnly 属性を設定します。 |
key-alias | バックチャネルログアウト接続の署名および検証に使用されるプライベートキーエントリーのエイリアス。 | |
key-store | プライベートキーエントリーが含まれるキーストアへの参照。 | |
path | / | クッキーのパス。 |
secure | false | クッキーの secure 属性を設定します。 |
バッファーキャッシュの属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
buffer-size | 1024 | バッファーのサイズ。バッファーが小さいと領域をより効率的に使用できます。 |
buffers-per-region | 1024 | リージョンごとのバッファーの数。 |
max-regions | 10 | リージョンの最大数。キャッシングに使用できる最大メモリー容量を制御します。 |
バイトバッファープールの属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
buffer-size | 各バッファースライスのサイズ (バイト単位)。指定のない場合は、以下のようにシステムで利用できる RAM を基にサイズが設定されます。
この属性のパフォーマンスチューニングに関するアドバイスは、JBoss EAP のパフォーマンスチューニング の バッファープールの設定 を参照してください。 | |
direct | このバッファーがダイレクトまたはヒーププールであることを示すブール値。指定のない場合は、システムで使用できる RAM を基にして値が設定されます。
ダイレクトプールには対応するヒーププールがあることにも注意してください。 | |
leak-detection-percent | 0 | 漏えい検出に割り当てられるバッファーの割合 (パーセント)。 |
max-pool-size | プールの保持するバッファーの最大数。この制限を超えるバッファーを割り当てすることができますが、プールが満杯の場合は保持されません。 | |
thread-local-cache-size | 12 | スレッドごとのキャッシュのサイズ。これは最大サイズで、スレッドが実際にバッファーを割り当てる場合にスマートサイズを使用してバッファーをスレッドにのみ保持します。 |
サーブレットコンテナーの属性
サーブレットコンテナーコンポーネントの構造は次のとおりです。
servlet-container 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
allow-non-standard-wrappers | false | 標準のラッパークラスを拡張しないリクエストおよび応答ラッパーが使用可能であるかどうか。 |
default-buffer-cache | default | 静的リソースのキャッシュに使用するバッファーキャッシュ。 |
default-cookie-version | 0 | アプリケーションによって作成されるクッキーに使用するデフォルトのクッキーバージョン。 |
default-encoding | デプロイされたすべてのアプリケーションに使用するデフォルトのエンコード。 | |
default-session-timeout | 30 | コンテナーにデプロイされたすべてのアプリケーションに対するデフォルトのセッションタイムアウト (分単位)。 |
directory-listing | デフォルトのサーブレットにディレクトリーリスティングを有効にするかどうか。 | |
disable-caching-for-secured-pages | true | ヘッダーを設定してセキュア化されたページのキャッシュを無効にするかどうか。無効にすると機密性の高いページが中間者によってキャッシュされる可能性があるため、セキュリティー上の問題が発生することがあります。 |
disable-file-watch-service | false |
|
disable-session-id-reuse | false |
|
eager-filter-initialization | false | 最初にリクエストされたときではなく、デプロイメントの開始時に filter init() を呼び出すかどうか。 |
ignore-flush | false | サーブレット出力ストリームでのフラッシュを無視します。ほとんどの場合でパフォーマンスに悪影響を与えます。 |
max-sessions | 1 度にアクティブにできるセッションの最大数。 | |
proactive-authentication | true |
プロアクティブ認証を使用すべきかどうか。 |
session-id-length | 30 | セッション ID が長いほどセキュアになります。この値は、生成されたセッション ID の長さをバイト単位で指定します。システムは生成されたセッション ID を Base64 文字列としてエンコードし、結果をセッション ID クッキーとしてクライアントに提供します。この処理により、サーバーは最初に生成したセッション ID よりも約 33% 長いクッキー値をクライアントに送信します。たとえば、セッション ID の長さが 30 の場合、クッキーの値の長さは 40 になります。 |
stack-trace-on-error | local-only |
エラーの発生時にスタックトレースのあるエラーページを生成するかどうか。値は |
use-listener-encoding | false | リスナーで定義されたエンコードを使用します。 |
mime-mapping 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
value | このマッピングの mime タイプ。 |
crawler-session-management 属性
クローラーボット (crawler bot) に特別なセッション処理を設定します。
管理 CLI を使用して crawler-session-management
要素を管理する場合、servlet-container
要素の settings
下で使用できます。以下に例を示します。
/subsystem=undertow/servlet-container=default/setting=crawler-session-management:add /subsystem=undertow/servlet-container=default/setting=crawler-session-management:read-resource
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
session-timeout | クローラーが所有するセッションのセッションタイムアウト (秒単位)。 | |
user-agents | クローラーのユーザーエージェントの一致に使用される正規表現。 |
jsp 属性
管理 CLI を使用して jsp
要素を管理する場合、servlet-container
要素の settings
下で使用できます。以下に例を示します。
/subsystem=undertow/servlet-container=default/setting=jsp:read-resource
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
check-interval | 0 | バックグラウンドスレッドを使用して Jakarta Server Pages 更新の間隔をチェックします。ファイルシステム通知 API を使用して Jakarta Server Pages 変更通知が処理されるほとんどのデプロイメントでは効果はありません。ファイル監視サービスが無効になっている場合のみ有効です。 |
development | false | Jakarta Server Pages のリロードをオンザフライで有効にする開発モードを有効にします。 |
disabled | false | Jakarta Server Pages コンテナーを有効にします。 |
display-source-fragment | true | ランタイムエラーの発生時に、対応する Jakarta Server Pages ソースの断片の表示を試行します。 |
dump-smap | false | SMAP データをファイルに書き込みます。 |
error-on-use-bean-invalid-class-attribute | false | useBean で不適切なクラスを使用するときにエラーを有効にします。 |
generate-strings-as-char-arrays | false | String 定数を char 配列として生成します。 |
java-encoding | UTF8 | Java ソースに使用するエンコーディングを指定します。 |
keep-generated | true | 生成されたサーブレットを保持します。 |
mapped-file | true | Jakarta Server Pages ソースにマッピングします。 |
modification-test-interval | 4 | 更新の 2 つのテスト間の最小時間 (秒単位)。 |
optimize-scriptlets | false | 文字列連結の削除に Jakarta Server Pages スクリプトレットを最適化するかどうか。 |
recompile-on-fail | false | 各リクエストで失敗した Jakarta Server Pages のコンパイルを再試行します。 |
scratch-dir | 別のワークディレクトリーを指定します。 | |
smap | true | SMAP を有効にします。 |
source-vm | 1.8 | コンパイルのソース VM レベル。 |
tag-pooling | true | タブプーリングを有効にします。 |
target-vm | 1.8 | コンパイルのターゲット VM レベル。 |
trim-spaces | false | 生成されたサーブレットから一部の領域をトリミングします。 |
x-powered-by | true | x-powered-by で Jakarta Server Pages エンジンのアドバタイズを有効にします。 |
persistent-sessions 属性
管理 CLI を使用して persistent-sessions
要素を管理する場合、servlet-container
要素の settings
下で使用できます。以下に例を示します。
/subsystem=undertow/servlet-container=default/setting=persistent-sessions:add /subsystem=undertow/servlet-container=default/setting=persistent-sessions:read-resource
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
path | 永続セッションデータディレクトリーへのパス。null の場合、セッションがメモリーに保存されます。 | |
relative-to | 相対パスの起点となるディレクトリー。 |
session-cookie 属性
管理 CLI を使用して session-cookie
要素を管理する場合、servlet-container
要素の settings
下で使用できます。以下に例を示します。
/subsystem=undertow/servlet-container=default/setting=session-cookie:add /subsystem=undertow/servlet-container=default/setting=session-cookie:read-resource
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
comment | クッキーのコメント。 | |
domain | クッキーのドメイン。 | |
http-only | クッキーが http 専用であるかどうか。 | |
max-age | クッキーの最大有効期間。 | |
name | クッキーの名前。 | |
secure | クッキーがセキュアであるかどうか。 |
websockets 属性
管理 CLI を使用して websockets
要素を管理する場合、servlet-container
要素の settings
下で使用できます。以下に例を示します。
/subsystem=undertow/servlet-container=default/setting=websockets:read-resource
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
buffer-pool | default | websocket デプロイメントに使用するバッファープール。 |
deflater-level | 0 | DEFLATE アルゴリズムの圧縮レベルを設定します。 |
dispatch-to-worker | true |
コールバックがワーカースレッドにディスパッチされるべきかどうか。 |
per-message-deflate | false | websocket のメッセージごとの圧縮拡張機能を有効にします。 |
worker | default | websocket デプロイメントに使用するワーカー。 |
welcome-file 属性
ウェルカムファイルを定義し、オプションはありません。
フィルターの属性
これらのコンポーネントは /subsystem=undertow/configuration=filter
にあります。
custom-filter フィルター
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
class-name | HttpHandler のクラス名。 | |
module | クラスをロードできるモジュール名。 | |
parameters | フィルターのパラメーター。 |
error-page フィルター
エラーページ。
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
code | エラーページコード。 | |
path | エラーページパス。 |
expression-filter フィルター
Undertow 式言語から解析されたフィルター。
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
expression | フィルターを定義する式。 | |
module | フィルター定義のロードに使用するモジュール。 |
gzip フィルター
gzip フィルターを定義し、属性はありません。
mod-cluster フィルター
mod-cluster フィルターコンポーネントの構造は次のとおりです。
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
advertise-frequency | 10000 | ネットワーク上で mod_cluster 自体がアドバタイズする頻度 (ミリ秒単位)。 |
advertise-path | / | このパス以下に mod-cluster が登録されます。 |
advertise-protocol | http | 使用中のプロトコル。 |
advertise-socket-binding | アドバタイズに使用されるマルチキャストグループ。 | |
broken-node-timeout | 60000 | この期間の経過後に破損したノードがテーブルから削除されます。 |
cached-connections-per-thread | 5 | 無期限に維持される接続の数。 |
connection-idle-timeout | 60 |
接続がアイドル状態でいられる期間。この期間を経過すると接続が閉じられます。 プールサイズが設定された最小値に達すると ( |
connections-per-thread | 10 | IO スレッドごとにバックエンドサーバーに保持される接続の数。 |
enable-http2 | false | ロードバランサーがバックエンド接続の HTTP/2 へのアップグレードを試行すべきかどうか。HTTP/2 がサポートされていない場合は通常どおり HTTP または HTTPS が使用されます。 |
failover-strategy | LOAD_BALANCED | セッションアフィニティーが実行されるノードが利用できない場合にフェイルオーバーノードの選択方法を判断する属性。 |
health-check-interval | 10000 | バックエンドノードへのヘルスチェック ping の頻度。 |
http2-enable-push | true | HTTP/2 接続に対してプッシュを有効にするべきかどうか。 |
http2-header-table-size | 4096 | HPACK 圧縮に使用されるヘッダーテーブルのサイズ (バイト単位)。このメモリー量が圧縮のために接続ごとに割り当てられます。より大きな値はより多くのメモリーを使用しますが、圧縮が向上されます。 |
http2-initial-window-size | 65535 | クライアントがサーバーにデータを送信できる速度を制御するフロー制御ウインドウサイズ (バイト単位)。 |
http2-max-concurrent-streams | 単一の接続上でいつでもアクティブな状態になれる HTTP/2 の最大数。 | |
http2-max-frame-size | 16384 | HTTP/2 の最大フレームサイズ (バイト単位)。 |
http2-max-header-list-size | サーバーが許可する用意があるリクエストヘッダーの最大サイズ (バイト単位)。 | |
management-access-predicate |
mod_cluster 管理コマンドを実行できるかどうかを判断するために受信リクエストに適用される述語。 | |
management-socket-binding | mod_cluster 管理ポートのソケットバインディング。mod_cluster を使用する場合、リクエストを処理するパブリックの HTTP リスナーと、mod_cluster コマンドを処理するための内部ネットワークにバインドされた HTTP リスナーの 2 つの HTTP リスナーを定義する必要があります。このソケットバインディングは内部リスナーと対応する必要があり、公的にアクセスできない必要があります。 | |
max-ajp-packet-size | 8192 | AJP パケットの最大サイズ (バイト単位)。この値を大きくすると、AJP はヘッダーの量が多いリクエストおよび応答に対応できます。ロードバランサーとバックエンドサーバーで同じにする必要があります。 |
max-request-time | -1 | バックエンドノードへのリクエストの送信にかかる最大期間。この期間を超えるとリクエストが Kill されます。 |
max-retries | 1 | リクエストの失敗時に、リクエストの再試行を実行する回数。 注記 リクエストがべき等とみなされない場合、バックエントサーバーに送信されなかったことをプロキシーが確信できる場合のみ再試行が行われます。 |
request-queue-size | 10 | 接続プールが満杯の場合にキューに置けるリクエストの数。 この数を超えるリクエストは拒否され、503 エラーが発生します。 |
security-key | mod_cluster グループに使用されるセキュリティーキー。すべてのメンバーが同じセキュリティーキーを使用する必要があります。 | |
security-realm |
SSL 設定を提供するセキュリティーレルム。非推奨: | |
ssl-context |
フィルターによって使用される | |
use-alias | false | エイリアスチェックが実行されるかどうか。 |
worker | default | アドバタイズ通知の送信に使用される XNIO ワーカー。 |
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
max-attempts | リクエストをバックエンドサーバーへ送信する試行回数。 | |
sticky-session | スティッキーセッションが有効であるかどうか。 | |
sticky-session-cookie | セッションクッキー名。 | |
sticky-session-force |
| |
sticky-session-path | スティッキーセッションクッキーのパス。 | |
sticky-session-remove | リクエストを正しいホストへルーティングできない場合、セッションクッキーを削除します。 | |
wait-worker | 利用可能なワーカーを待つ秒数。 |
load-balancing-group 属性
ロードバランシンググループを定義し、オプションはありません。
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
aliases | ノードのエイリアス。 | |
cache-connections | 無期限に維持される接続の数。 | |
elected | 選択 (elected) 数。 | |
flush-packets | 受信したデータを即座にフラッシュするかどうか。 | |
load | このノードの現在の負荷。 | |
load-balancing-group | このノードが属するロードバランシンググループ。 | |
max-connections | IO スレッドごとの最大接続数。 | |
open-connections | 現在開かれている接続の数。 | |
ping | ノードの ping。 | |
queue-new-requests | リクエストが受信され、即座に使用できるワーカーがない場合にキューに置くかどうか。 | |
read | ノードから読み取るバイト数。 | |
request-queue-size | リクエストキューのサイズ。 | |
status | このノードの現在の状態。 | |
timeout | リクエストのタイムアウト。 | |
ttl |
接続の数が | |
uri | ロードバランサーがノードへの接続に使用する URI。 | |
written | ノードに転送されたバイト数。 |
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
requests | このコンテキストに対するリクエストの数。 | |
status | このコンテキストの状態。 |
request-limit フィルター
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
max-concurrent-requests | 同時リクエストの最大数。 | |
queue-size | キューに置くリクエスト数。この数を超えるリクエストは拒否されます。 |
response-header フィルター
response-header フィルターはカスタムヘッダーの追加を可能にします。
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
header-name | ヘッダー名。 | |
header-value | ヘッダーの値 |
rewrite フィルター
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
redirect | false | 再書き込みの代わりにリダイレクトが行われるかどうか。 |
target | ターゲットを定義する式。定数ターゲットにリダイレクトを行う場合は、値を単一引用符で囲みます。 |
ハンドラーの属性
これらのコンポーネントは /subsystem=undertow/configuration=handler
にあります。
file 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
cache-buffer-size | 1024 | バッファーのサイズ。 |
cache-buffers | 1024 | バッファーの数。 |
case-sensitive | true |
大文字と小文字を区別してファイルを処理するかどうか。 |
directory-listing | false | ディレクトリーのリストを有効にするかどうか。 |
follow-symlink | false | シンボリックリンクのフォローを有効にするかどうか。 |
path | ファイルハンドラーがリソースに対応する場所からのファイルシステム上のパス。 | |
safe-symlink-paths | シンボリックリンクのターゲットとして安全なパス。 |
静的リソースに WebDAV を使用
過去のバージョンの JBoss EAP では、web
サブシステムで WebDAV を使用して (WebdavServlet
経由) 静的リソースをホストし、追加の HTTP メソッドを有効にしてこれらのファイルへのアクセスや操作を実行できました。JBoss EAP 8.0 では、ファイルハンドラーを経由した静的ファイルの対応メカニズムは undertow
サブシステムによって提供されますが、undertow
サブシステムは WebDAV をサポートしません。JBoss EAP 8.0 で WebDAV を使用する場合は、カスタムの WebDav サーブレットを記述してください。
reverse-proxy 属性
reverse-proxy ハンドラーコンポーネントの構造は以下のとおりです。
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
cached-connections-per-thread | 5 | 無期限に維持される接続の数。 |
connection-idle-timeout | 60 | 接続がアイドル状態でいられる期間。この期間を経過すると接続が閉じられます。 プールサイズが設定された最小値に達すると (cached-connections-per-thread によって設定) 接続はタイムアウトしません。 |
connections-per-thread | 40 | IO スレッドごとにバックエンドサーバーに保持される接続の数。 |
max-request-time | -1 | プロキシーリクエストがアクティブな状態でいられる最大時間。デフォルトは unlimited (無制限) です。 |
max-retries | 1 | リクエストの失敗時に、リクエストの再試行を実行する回数。 注記 リクエストがべき等とみなされない場合、バックエントサーバーに送信されなかったことをプロキシーが確信できる場合のみ再試行が行われます。 |
problem-server-retry | 30 | ダウンしたサーバーへの再接続を試みる前に待機する時間 (秒単位)。 |
request-queue-size | 10 | 接続プールが満杯の場合にキューに置けるリクエストの数。 この数を超えるリクエストは拒否され、503 エラーが発生します。 |
session-cookie-names | JSESSIONID | セッションクッキー名のコンマ区切りリスト。通常は JSESSIONID。 |
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
enable-http2 | false |
|
instance-id | スティッキーセッションを有効にするために使用されるインスタンス ID または JVM ルート。 | |
outbound-socket-binding | このホストのアウトバウンドソケットバインディング。 | |
path | / | ホストがルート以外のリソースを使用する場合のオプションのパス。 |
scheme | http | 使用されるスキームの種類。 |
security-realm | ホストへの接続の SSL 設定を提供するセキュリティーレルム。 | |
ssl-context | このハンドラーによって使用される SSLContext への参照。 |
サーバーの属性
server コンポーネントの構造は次のとおりです。
server 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
default-host | default-host | サーバーのデフォルトの仮想ホスト。 |
servlet-container | default | サーバーのデフォルトのサーブレットコンテナー。 |
ajp-listener 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
allow-encoded-slash | false |
リクエストにエンコードされた文字 (例: |
allow-equals-in-cookie-value | false | 引用符で囲まれていないクッキー値のエスケープされていない等号記号を許可するかどうか。引用符で囲まれていないクッキー値に等号記号が含まれないことがあります。等号記号が含まれると、等号の前で値が終了します。残りのクッキー値は破棄されます。 |
allow-unescaped-characters-in-url | false |
URL でエスケープされていない文字を許可するかどうか。 |
always-set-keep-alive | true | 仕様が厳密に必要としない場合でも Connection: keep-alive ヘッダーが応答に追加されるかどうか。 |
buffer-pipelined-data | false | パイプライン化されたリクエストをバッファーするかどうか。 |
buffer-pool | default | AJP リスナーのバッファープール。 |
decode-url | true |
|
disallowed-methods | ["TRACE"] | 許可されない HTTP メソッドのコンマ区切りリスト。 |
enabled | true | リスナーが有効であるかどうか。非推奨: 属性を有効にすると、設定の一貫性の保持に問題が生じます。 |
max-ajp-packet-size | 8192 | AJP パケットがサポートされる最大サイズ。変更する場合は、ロードバランサーとバックエンドサーバーで増やす必要があります。 |
max-buffered-request-size | 16384 | バッファー済みのリクエストの最大サイズ (バイト単位)。 リクエストは通常バッファーされませんが、バッファーされる最も一般的なケースが POST リクエストの SSL 再ネゴシエーションを実行する場合です。 再ネゴシエーションを実行するには、POST データを完全にバッファーする必要があります。 |
max-connections |
同時接続の最大数。サーバー設定で値が設定されないと、同時接続の数は | |
max-cookies | 200 | 解析されるクッキーの最大数。ハッシュの脆弱性に対して保護するために使用されます。 |
max-header-size | 1048576 | HTTP リクエストヘッダーの最大サイズ (バイト単位)。 |
max-headers | 200 | 解析されるヘッダーの最大数。ハッシュの脆弱性に対して保護するために使用されます。 |
max-parameters | 1000 | 解析されるパラメーターの最大数。ハッシュの脆弱性に対して保護するために使用されます。クエリーパラメーターと POST データの両方に適用されますが累積されません。たとえば、max-parameters の 2 倍をパラメーターの合計数とすることができます。 |
max-post-size | 10485760 | 許可される最大 POST サイズ。 |
no-request-timeout | 60000 | 接続がアイドル状態でいられる期間 (ミリ秒単位)。 この期間を超えると接続がコンテナーによって閉じられます。 |
read-timeout |
ソケットの読み取りタイムアウトを設定します (ミリ秒単位)。読み取りに成功しないまま指定の時間が経過すると、ソケットの次の読み取りによって | |
receive-buffer | 受信バッファーサイズ。 | |
record-request-start-time | false | リクエストの開始時間を記録し、リクエスト時間がログに記録されるようにするかどうか。パフォーマンスへの影響は小さいながら、ある程度の影響を与えます。 |
redirect-socket | このリスナーが SSL でないリクエストをサポートし、リクエストが一致する必要がある SSL トランスポートに対して受信された場合、リクエストをここに指定されたソケットバインディングポートに自動的にリダイレクトするかどうか。 | |
request-parse-timeout | リクエストの解析に費やすことができる最大時間 (ミリ秒単位)。 | |
resolve-peer-address | false | ホストの DNS ルックアップを有効にします。 |
scheme | リスナースキーム (HTTP または HTTPS)。デフォルトでは、スキーマは受信 AJP リクエストから取得されます。 | |
secure | false |
|
send-buffer | 送信バッファーサイズ。 | |
socket-binding | AJP リスナーのソケットバインディング。 | |
tcp-backlog | 指定のバックログでサーバーを設定します。 | |
tcp-keep-alive | 実装に依存して TCP キープアライブメッセージを送信するようチャネルを設定します。 | |
url-charset | UTF-8 | URL の文字セット。 |
worker | default | リスナーの XNIO ワーカー。 |
write-timeout |
ソケットの書き込みタイムアウトを設定します (ミリ秒単位)。書き込みに成功しないまま指定の時間が経過すると、ソケットの次の書き込みによって |
host 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
alias | ホストのエイリアスのコンマ区切りリスト。 | |
default-response-code | 404 | 設定した場合、サーバー上に要求されたコンテキストが存在しない場合に設定した応答コードが返信されます。 |
default-web-module | ROOT.war | デフォルトの Web モジュール。 |
disable-console-redirect | false |
|
queue-requests-on-start | true |
|
filter-ref 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
predicate | predicate は交換を基に true または false の決定を行う簡単な方法です。多くのハンドラーには条件によって適用される要件があり、predicate は条件を指定する一般的な方法を提供します。 | |
priority | 1 |
フィルターの順序を定義します。小さい数字は、同じコンテキストの他の大きな数字よりも先にサーバーがハンドラーチェーンに含まれるよう指示します。値の範囲は、フィルターが最初に処理されることを示す |
location 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
handler | この場所のデフォルトのハンドラー。 |
filter-ref 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
predicate | predicate は交換を基に true または false の決定を行う簡単な方法です。多くのハンドラーには条件によって適用される要件があり、predicate は条件を指定する一般的な方法を提供します。 | |
priority | 1 | フィルターの順序を定義します。1 以上を設定する必要があります。同じコンテキスト下で数字が大きいほどサーバーのハンドラーチェインでの順序が早くなるよう指示します。 |
access-log 属性
管理 CLI を使用して access-log
要素を管理する場合、host
要素の settings
下で使用できます。以下に例を示します。
/subsystem=undertow/server=default-server/host=default-host/setting=access-log:add /subsystem=undertow/server=default-server/host=default-host/setting=access-log:read-resource
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
directory | ${jboss.server.log.dir} | ログを保存するディレクトリー。 |
extended | false | ログが拡張されたログファイル形式を使用するかどうか。 |
pattern | common | アクセスログパターン。この属性に利用できるオプションの詳細は、Development Guideの Provided Undertow Handlers を参照してください。 注記
リクエストの処理にかかった時間を出力するよう /subsystem=undertow/server=default-server/http-listener=default:write-attribute(name=record-request-start-time,value=true) |
predicate | リクエストをログに記録するかどうかを判断する述語。 | |
prefix | access_log | ログファイル名の接頭辞。 |
relative-to | 相対パスの起点となるディレクトリー。 | |
rotate | true | アクセスログを毎日ローテーションするかどうか。 |
suffix | log | ログファイル名の接尾辞。 |
use-server-log | false | ログが個別のファイルではなくサーバーログに書き込まれるかどうか。 |
worker | default | ロギングに使用するワーカーの名前。 |
console-access-log 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
attributes | {remote-host={},remote-user={},date-time={},request-line={},response-code={},bytes-sent={}} | コンソールアクセスログ出力に含めるログデータおよびデフォルトデータ設定のカスタマイズを指定します。 |
include-host-name | false |
JSON 構造の出力にホスト名を含めるかどうかを指定します。 |
metadata | コンソールアクセスログの出力に含めるカスタムメタデータを指定します。 | |
predicate | リクエストをログに記録するかどうかを判断する述語。 | |
worker | default | ロギングに使用するワーカーの名前。 |
http-invoker Attributes
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
http-authentication-factory | 認証に使用する HTTP 認証ファクトリー。 | |
path | wildfly-services | サービスがインストールされるパス。 |
security-realm | 認証に使用するレガシーのセキュリティーレルム。 |
single-sign-on 属性
管理 CLI を使用して single-sign-on
要素を管理する場合は、host
要素の settings
下で使用できます。以下に例を示します。
/subsystem=undertow/server=default-server/host=default-host/setting=single-sign-on:add /subsystem=undertow/server=default-server/host=default-host/setting=single-sign-on:read-resource
分散シングルサインオンは、アプリケーションの観点からは JBoss EAP の以前のバージョンと変わりません。しかし、JBoss EAP 8.0 では、認証情報のキャッシュと配布の処理方法が異なります。JBoss EAP 8.0 の場合、ha プロファイルを実行すると、デフォルトで各ホストに独自の Infinispan キャッシュが設けられ、関連するセッションと SSO Cookie 情報が保存されます。このキャッシュは Web キャッシュコンテナーのデフォルトキャッシュがベースになります。また、JBoss EAP はホストすべての個別のキャッシュ間で情報の伝搬を処理します。
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
cookie-name | JSESSIONIDSSO | クッキーの名前。 |
domain | 使用されるクッキードメイン。 | |
http-only | false | クッキーの httpOnly 属性を設定します。 |
path | / | クッキーのパス。 |
secure | false | クッキーの secure 属性を設定します。 |
http-listener 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
allow-encoded-slash | false |
リクエストにエンコードされた文字 (例: |
allow-equals-in-cookie-value | false | 引用符で囲まれていないクッキー値のエスケープされていない等号記号を許可するかどうか。引用符で囲まれていないクッキー値に等号記号が含まれないことがあります。等号記号が含まれると、等号の前で値が終了します。残りのクッキー値は破棄されます。 |
allow-unescaped-characters-in-url | false |
URL でエスケープされていない文字を許可するかどうか。 |
always-set-keep-alive | true | 仕様が厳密に必要としない場合でも Connection: keep-alive ヘッダーが応答に追加されるかどうか。 |
buffer-pipelined-data | false | パイプライン化されたリクエストをバッファーするかどうか。 |
buffer-pool | default | リスナーのバッファープール。 |
certificate-forwarding | false |
証明書の転送を有効にするかどうか。有効な場合、リスナーは |
decode-url | true | 選択された文字エンコーディング (デフォルトでは UFT-8) を使用してパーサーが URL およびクエリーパラメーターをデコードするかどうか。false の場合はデコードされません。これにより、ハンドラーによる希望の文字セットへのデコードが可能になります。 |
disallowed-methods | ["TRACE"] | 許可されない HTTP メソッドのコンマ区切りリスト。 |
enable-http2 | false | このリスナーの HTTP/2 サポートを有効にするかどうか。 |
enabled | true | リスナーが有効であるかどうか。非推奨: 属性を有効にすると、設定の一貫性の保持に問題が生じます。 |
http2-enable-push | true | この接続に対してサーバープッシュが有効であるかどうか。 |
http2-header-table-size | 4096 | HPACK 圧縮で使用されるヘッダーテーブルのサイズ (バイト単位)。このメモリー量が圧縮のために接続ごとに割り当てられます。より大きな値はより多くのメモリーを使用しますが、圧縮が向上されます。 |
http2-initial-window-size | 65535 | クライアントがサーバーにデータを送信できる速度を制御するフロー制御ウインドウサイズ (バイト単位)。 |
http2-max-concurrent-streams | 単一の接続上でいつでもアクティブな状態になれる HTTP/2 の最大数。 | |
http2-max-frame-size | 16384 | HTTP/2 の最大フレームサイズ (バイト単位)。 |
http2-max-header-list-size | サーバーが許可する用意があるリクエストヘッダーの最大サイズ。 | |
max-buffered-request-size | 16384 | バッファー済みのリクエストの最大サイズ (バイト単位)。 リクエストは通常バッファーされませんが、バッファーされる最も一般的なケースが POST リクエストの SSL 再ネゴシエーションを実行する場合です。 再ネゴシエーションを実行するには、POST データを完全にバッファーする必要があります。 |
max-connections |
同時接続の最大数。サーバー設定で値が設定されないと、同時接続の数は | |
max-cookies | 200 | 解析されるクッキーの最大数。ハッシュの脆弱性に対して保護するために使用されます。 |
max-header-size | 1048576 | HTTP リクエストヘッダーの最大サイズ (バイト単位)。 |
max-headers | 200 | 解析されるヘッダーの最大数。ハッシュの脆弱性に対して保護するために使用されます。 |
max-parameters | 1000 | 解析されるパラメーターの最大数。ハッシュの脆弱性に対して保護するために使用されます。クエリーパラメーターと POST データの両方に適用されますが累積されません。たとえば、max-parameters の 2 倍をパラメーターの合計数とすることができます。 |
max-post-size | 10485760 | 許可される最大 POST サイズ。 |
no-request-timeout | 60000 | 接続がアイドル状態でいられる期間 (ミリ秒単位)。 この期間を超えると接続がコンテナーによって閉じられます。 |
proxy-address-forwarding | false | x-forwarded-host および同様のヘッダーを有効にし、リモート IP アドレスおよびホスト名を設定するかどうか。 |
proxy-protocol | false |
PROXY プロトコルを使用して接続情報を送信するかどうか。 |
read-timeout |
ソケットの読み取りタイムアウトを設定します (ミリ秒単位)。読み取りに成功しないまま指定の時間が経過すると、ソケットの次の読み取りによって | |
receive-buffer | 受信バッファーサイズ。 | |
record-request-start-time | false | リクエストの開始時間を記録し、リクエスト時間がログに記録されるようにするかどうか。パフォーマンスへの影響は小さいながら、ある程度の影響を与えます。 |
redirect-socket | このリスナーが SSL でないリクエストをサポートし、リクエストが一致する必要がある SSL トランスポートに対して受信された場合、リクエストをここに指定されたソケットバインディングポートに自動的にリダイレクトするかどうか。 | |
request-parse-timeout | リクエストの解析に費やすことができる最大時間 (ミリ秒単位)。 | |
require-host-http11 | false |
すべての HTTP/1.1 リクエストに |
resolve-peer-address | false | ホストの DNS ルックアップを有効にします。 |
secure | false |
|
send-buffer | 送信バッファーサイズ。 | |
socket-binding | リスナーのソケットバインディング。 | |
tcp-backlog | 指定のバックログでサーバーを設定します。 | |
tcp-keep-alive | 実装に依存して TCP キープアライブメッセージを送信するようチャネルを設定します。 | |
url-charset | UTF-8 | URL の文字セット。 |
worker | default | リスナーの XNIO ワーカー。 |
write-timeout |
ソケットの書き込みタイムアウトを設定します (ミリ秒単位)。書き込みに成功しないまま指定の時間が経過すると、ソケットの次の書き込みによって |
https-listener 属性
属性 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|
allow-encoded-slash | false |
リクエストにエンコードされた文字 (例: |
allow-equals-in-cookie-value | false | 引用符で囲まれていないクッキー値のエスケープされていない等号記号を許可するかどうか。引用符で囲まれていないクッキー値に等号記号が含まれないことがあります。等号記号が含まれると、等号の前で値が終了します。残りのクッキー値は破棄されます。 |
allow-unescaped-characters-in-url | false |
URL でエスケープされていない文字を許可するかどうか。 |
always-set-keep-alive | true | 仕様が厳密に必要としない場合でも Connection: keep-alive ヘッダーが応答に追加されるかどうか。 |
buffer-pipelined-data | false | パイプライン化されたリクエストをバッファーするかどうか。 |
buffer-pool | default | リスナーのバッファープール。 |
certificate-forwarding | false |
証明書の転送を有効にすべきかどうか。有効な場合、リスナーは |
decode-url | true | 選択された文字エンコーディング (デフォルトでは UFT-8) を使用してパーサーが URL およびクエリーパラメーターをデコードするかどうか。false の場合はデコードされません。これにより、ハンドラーによる希望の文字セットへのデコードが可能になります。 |
disallowed-methods | ["TRACE"] | 許可されない HTTP メソッドのコンマ区切りリスト。 |
enable-http2 | false | このリスナーの HTTP/2 サポートを有効にします。 |
enable-spdy | false | このリスナーの SPDY サポートを有効にします。非推奨: SPDY は HTTP/2 に置き換えられました。 |
enabled | true | リスナーが有効であるかどうか。非推奨: 属性を有効にすると、設定の一貫性の保持に問題が生じます。 |
enabled-cipher-suites | 有効な SSL 暗号を設定します。非推奨: SSLContext が参照される場合は、暗号スイートで設定してサポートされるようにする必要があります。 | |
enabled-protocols | SSL プロトコルを設定します。非推奨: SSLContext が参照される場合は、暗号スイートで設定してサポートされるようにする必要があります。 | |
http2-enable-push | true | この接続に対してサーバープッシュが有効であるかどうか。 |
http2-header-table-size | 4096 | HPACK 圧縮で使用されるヘッダーテーブルのサイズ (バイト単位)。このメモリー量が圧縮のために接続ごとに割り当てられます。より大きな値はより多くのメモリーを使用しますが、圧縮が向上されます。 |
http2-initial-window-size | 65535 | クライアントがサーバーにデータを送信できる速度を制御するフロー制御ウインドウサイズ (バイト単位)。 |
http2-max-concurrent-streams | 単一の接続上でいつでもアクティブな状態になれる HTTP/2 の最大数。 | |
http2-max-frame-size | 16384 | HTTP/2 の最大フレームサイズ (バイト単位)。 |
http2-max-header-list-size | サーバーが許可する用意があるリクエストヘッダーの最大サイズ。 | |
max-buffered-request-size | 16384 | バッファー済みのリクエストの最大サイズ (バイト単位)。 リクエストは通常バッファーされませんが、バッファーされる最も一般的なケースが POST リクエストの SSL 再ネゴシエーションを実行する場合です。 再ネゴシエーションを実行するには、POST データを完全にバッファーする必要があります。 |
max-connections |
同時接続の最大数。サーバー設定で値が設定されないと、同時接続の数は | |
max-cookies | 100 | 解析されるクッキーの最大数。ハッシュの脆弱性に対して保護するために使用されます。 |
max-header-size | 1048576 | HTTP リクエストヘッダーの最大サイズ (バイト単位)。 |
max-headers | 200 | 解析されるヘッダーの最大数。ハッシュの脆弱性に対して保護するために使用されます。 |
max-parameters | 1000 | 解析されるパラメーターの最大数。ハッシュの脆弱性に対して保護するために使用されます。クエリーパラメーターと POST データの両方に適用されますが累積されません。たとえば、max-parameters の 2 倍をパラメーターの合計数とすることができます。 |
max-post-size | 10485760 | 許可される最大 POST サイズ。 |
no-request-timeout | 60000 | 接続がアイドル状態でいられる期間 (ミリ秒単位)。 この期間を超えると接続がコンテナーによって閉じられます。 |
proxy-address-forwarding | false | x-forwarded-host ヘッダー (およびその他の x-forwarded-* ヘッダー) の処理を有効にし、このヘッダー情報を使用してリモートアドレスを設定します。これらのヘッダーを設定する信頼されたプロキシーの背後でのみ使用する必要があります。 そうでないと、リモートユーザーによる IP アドレスの偽装が可能になります。 |
proxy-protocol | false |
PROXY プロトコルを使用して接続情報を送信するかどうか。 |
read-timeout |
ソケットの読み取りタイムアウトを設定します (ミリ秒単位)。読み取りに成功しないまま指定の時間が経過すると、ソケットの次の読み取りによって | |
receive-buffer | 受信バッファーサイズ。 | |
record-request-start-time | false | リクエストの開始時間を記録し、リクエスト時間がログに記録されるようにするかどうか。パフォーマンスへの影響は小さいながら、ある程度の影響を与えます。 |
request-parse-timeout | リクエストの解析に費やすことができる最大時間 (ミリ秒単位)。 | |
require-host-http11 | false | すべての HTTP/1.1 リクエストに 'Host' ヘッダーが必要になります。リクエストにこのヘッダーが含まれないと、403 エラーにより拒否されます。 |
resolve-peer-address | false | ホストの DNS ルックアップを有効にします。 |
secure | false |
|
security-realm |
リスナーのセキュリティーレルム。非推奨: | |
send-buffer | 送信バッファーサイズ。 | |
socket-binding | リスナーのソケットバインディング。 | |
ssl-context | このリスナーによって使用される SSLContext への参照。 | |
ssl-session-cache-size | アクティブな SSL セッションの最大数。非推奨: Elytron セキュリティーコンテキスト上で設定できるようになりました。 | |
ssl-session-timeout | SSL セッションのタイムアウト (秒単位)。非推奨: Elytron セキュリティーコンテキスト上で設定できるようになりました。 | |
tcp-backlog | 指定のバックログでサーバーを設定します。 | |
tcp-keep-alive | 実装に依存して TCP キープアライブメッセージを送信するようチャネルを設定します。 | |
url-charset | UTF-8 | URL の文字セット。 |
verify-client | NOT_REQUESTED | SSL チャネルの希望の SSL クライアント認証モード。非推奨: SSLContext が参照される場合は、クライアント検証の必要なモードに対して直接設定する必要があります。 |
worker | default | リスナーの XNIO ワーカー。 |
write-timeout |
ソケットの書き込みタイムアウトを設定します (ミリ秒単位)。書き込みに成功しないまま指定の時間が経過すると、ソケットの次の書き込みによって |