A.8. ソケットバインディングの属性


注記

これらの表は、管理モデルで使用される属性名を示しています (管理 CLI を使用している場合など)。XML で使用される名前は管理モデルの名前と異なる場合があるため、XML で使用される要素を EAP_HOME/docs/schema/wildfly-config_5_0.xsd のスキーマ定義ファイルで確認してください。

以下の表は、3 種類のソケットバインディングそれぞれに設定できる属性を表しています。

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表A.11 受信ソケットバインディング (socket-binding) の属性
属性説明

client-mappings

このソケットバインディングのクライアントマッピングを指定します。このソケットへ接続するクライアントは、希望の送信インターフェイスと一致するマッピングに指定された宛先アドレスを使用する必要があります。これにより、ネットワークアドレスの変換を使用する高度なネットワークトポロジーまたは複数のネットワークインターフェイスにバインディングを持つ高度なネットワークトポロジーが機能します。各マッピングは宣言された順序で評価される必要があり、最初に一致したマッピングを使用して宛先が決定されます。

fixed-port

ソケットグループの他のソケットに数値のオフセットが適用された場合でもポートの値を固定したままにするかどうか。

interface

ソケットがバインドされる必要があるインターネットの名前、またはマルチキャストソケットの場合はリッスンするインターフェイス。宣言されたインターフェイスの 1 つである必要があります。定義されないと、エンクロージングソケットバインディンググループからの default-interface の値が使用されます。

multicast-address

ソケットがマルチキャストトラフィックを受信するマルチキャストアドレス。指定しないと、ソケットがマルチキャストを受信するよう設定されません。

multicast-port

ソケットがマルチキャストトラフィックを受信するポート。multicast-address が設定されている場合はこれも設定する必要があります。

name

ソケットの名前。ソケット設定情報にアクセスする必要があるサービスは、この名前を使用してソケット設定情報を探します。必須の属性です。

port

ソケットがバインドされる必要があるポートの番号。サーバーがポートオフセットを適用してすべてのポート値増分または減分する場合、この値はオーバーライドされる可能性があることに注意してください。

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表A.12 リモート送信ソケットバインディング (remote-destination-outbound-socket-binding) の属性
属性説明

fixed-source-port

数値のオフセットポートがソケットグループの別の送信ソケットに適用される場合、ポートの値を固定すべきかどうか。

host

この送信ソケットが接続するリモート宛先のホスト名または IP アドレス。

port

送信ソケットが接続すべきリモート宛先のポート番号。

source-interface

送信ソケットのソースアドレスに使用されるインターフェイスの名前。

source-port

送信ソケットのソースポートとして使用されるポート番号。

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表A.13 ローカル送信ソケットバインディング (local-destination-outbound-socket-binding) の属性
属性説明

fixed-source-port

数値のオフセットポートがソケットグループの別の送信ソケットに適用される場合、ポートの値を固定すべきかどうか。

socket-binding-ref

この送信ソケットが接続するポートを決定するために使用されるローカルソケットバインディングの名前。

source-interface

送信ソケットのソースアドレスに使用されるインターフェイスの名前。

source-port

送信ソケットのソースポートとして使用されるポート番号。

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