4.10. デフォルトのアンダークラウドディレクトリーの内容
RHOSP 17 では、すべての設定ファイルが 1 つのディレクトリーにあります。ディレクトリーの名前は、使用した openstack コマンドとスタックの名前を組み合わせたものです。ディレクトリーにはデフォルトの場所がありますが、--working-dir
オプションを使用してデフォルトの場所を変更できます。このオプションは、デプロイメントで使用されるファイルの読み取りまたは作成を行う任意の tripleoclient
コマンドで使用できます。
Default location | コマンド |
---|---|
$HOME/tripleo-deploy/undercloud |
|
$HOME/tripleo-deploy/<stack> |
|
$HOME/overcloud-deploy/<stack> |
|
次の表は、~/tripleo-deploy/undercloud
ディレクトリーに含まれるファイルとディレクトリーの詳細を示しています。
ディレクトリー | 設定 |
---|---|
| 一時的な Heat 設定とデータベースのバックアップを含む一時的な Heat 作業ディレクトリー。 |
| アンダークラウドのインストールおよびアップグレードのログ。 |
| オーバークラウドの Ansible インベントリー。 |
| 生成された環境ファイルが含まれます。 |
| 保存されたアンダークラウド出力が含まれます。 |
| アンダークラウドのパスワードが含まれます。 |
|
作業ディレクトリーの tarball (例: |