検索

3.5. 表現

download PDF

オブジェクトの状態は、クライアントとサーバーを転送する時に表現する必要があります。API は、入力と出力の両方で、オブジェクトの状態を表す XML と JSON をサポートします。

3.5.1. XML 表現

オブジェクトの XML 表現は、オブジェクトのタイプに対応する XML 要素、id 属性と href 属性に対応する XML 属性、残りの属性に対応する XML 要素のネストで設定されます。たとえば、仮想マシンの XML 表現は以下のようになります。

<vm id="123" href="/ovirt-engine/api/vms/123">
  <name>myvm</name>
  <description>My VM</description>
  <memory>1073741824</memory>
  ...
</vm>

オブジェクトのコレクションの XML 表現は、オブジェクトのタイプの名前が複数ある XML 要素で設定されます。これには、コレクションのオブジェクトの表現が含まれます。たとえば、仮想マシンのコレクションに対する XML 表現は以下のようになります。

<vms>
  <vm id="123" href="/ovirt-engine/api/vms/123">
    <name>yourvm</name>
    <description>Your VM</description>
    <memory>1073741824</memory>
    ...
  </vm>
  <vm id="456" href="/ovirt-engine/api/vms/456">
    <name>myname</name>
    <description>My description</description>
    <memory>2147483648</memory>
    ...
  </vm>
  ...
</vms>
重要

オブジェクトの XML 表現では、id および href 属性は XML 属性として表現される唯一の属性で、残りはネストされた XML 要素として表されます。

3.5.2. JSON 表現

オブジェクトの JSON 表現は、各属性の名前/値のペア (id および href など) を含む JSON ドキュメントで設定されます。たとえば、仮想マシンの JSON 表現は以下のようになります。

{
  "id": "123",
  "href": "/ovirt-engine/api/vms/123",
  "name": "myvm",
  "description": "My VM",
  "memory": 1073741824,
  ...
}

オブジェクトコレクションの JSON 表現には、名前/値のペア (単数でオブジェクトのタイプの名前) などの JSON ドキュメントで設定され、その中にコレクションのオブジェクトの表現が指定されたアレイが含まれます。たとえば、仮想マシンのコレクションの JSON 表現は以下のようになります。

{
  "vm": [
    {
      "id": "123",
      "href": "/ovirt-engine/api/vms/123",
      "name": "myvm",
      "description": "My VM",
      "memory": 1073741824,
      ...
    },
    {
      "id": "456",
      "href": "/ovirt-engine/api/vms/456",
      "name": "yourvm",
      "description": "Your VM",
      "memory": 2147483648,
      ...
    },
  ]
}
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.