7.175. Network 構造体
論理ネットワークのタイプ。
論理ネットワークの JSON 表現の例:
{ "network" : [ { "data_center" : { "href" : "/ovirt-engine/api/datacenters/123", "id" : "123" }, "stp" : "false", "mtu" : "0", "usages" : { "usage" : [ "vm" ] }, "name" : "ovirtmgmt", "description" : "Management Network", "href" : "/ovirt-engine/api/networks/456", "id" : "456", "link" : [ { "href" : "/ovirt-engine/api/networks/456/permissions", "rel" : "permissions" }, { "href" : "/ovirt-engine/api/networks/456/vnicprofiles", "rel" : "vnicprofiles" }, { "href" : "/ovirt-engine/api/networks/456/labels", "rel" : "labels" } ] } ] }
同じ論理ネットワークの XML 表現の例:
<network href="/ovirt-engine/api/networks/456" id="456"> <name>ovirtmgmt</name> <description>Management Network</description> <link href="/ovirt-engine/api/networks/456/permissions" rel="permissions"/> <link href="/ovirt-engine/api/networks/456/vnicprofiles" rel="vnicprofiles"/> <link href="/ovirt-engine/api/networks/456/labels" rel="labels"/> <data_center href="/ovirt-engine/api/datacenters/123" id="123"/> <stp>false</stp> <mtu>0</mtu> <usages> <usage>vm</usage> </usages> </network>
名前 | タイプ | 概要 |
---|---|---|
| このオブジェクトに関するコメントを含むフリーテキスト。 | |
| プレーンテキストでの人間が判読できる説明。 | |
| 非推奨となりました。ネットワークをディスプレイネットワークとして定義するには、usages を使用する必要があります。 | |
| GET を使用してネットワークを取得すると、DNS リゾルバーの設定が報告されます。 | |
| 一意の ID | |
| 非推奨 (使用されていません)。 | |
| ネットワークの最大伝送単位を指定します。 | |
| 人間が判読できるプレーンテキストでの名前。 | |
| 同じホストで実行されている VM 間の通信をこのネットワークでブロックするかどうかを定義します。 | |
| ネットワークの作成時に仮想ネットワークインターフェイスプロファイルを自動的に作成するかどうかを指定します。 | |
| クラスター内のすべてのホストに対して、ネットワークが必須であるかどうかを定義します。 | |
| ネットワークのステータス。 | |
| ネットワークでスパニングツリープロトコルが有効かどうかを指定します。 | |
| ネットワークの使用要素のセットを定義します。 | |
| ホストで使用されているネットワークの名前。 | |
| VLAN タグ。 |
7.175.1. dns_resolver_configuration
GET を使用してネットワークを取得すると、DNS リゾルバーの設定が報告されます。新規にネットワークを作成する場合も、既存のネットワークを更新する場合も、任意で設定することができます。
7.175.2. port_isolation
同じホストで実行されている VM 間の通信をこのネットワークでブロックするかどうかを定義します。VM ネットワークにのみ適用されます。複数のホスト間の通信がブロックされていることを確認するのは、ネットワーク管理者の責任です。この属性は、ネットワークの作成時にのみ設定でき、編集することはできません。値が設定されていない場合、同じホストで実行されている VM 間の通信が許可されます。
7.175.3. 必須
クラスター内のすべてのホストに対して、ネットワークが必須であるかどうかを定義します。'required' の operational
ネットワークがホストから省略された場合、ホストは non_operational
とマークされます。
7.175.4. status
ネットワークのステータス。ネットワークが 'required' と定義され、アクティブなクラスターホストから省略されている場合は non_operational
になります。それ以外の場合は operational
になります。
7.175.5. usages
ネットワークの使用要素のセットを定義します。
たとえば、ユーザーは、vm
および display
の値を使用して、ネットワークが仮想マシントラフィックに使用され、表示トラフィックにも使用されるように指定できます。
7.175.6. vdsm_name
ホストで使用されているネットワークの名前。この代替名は、ネットワーク名がホストのブリッジ名として機能するのに不適切であることが判明した場合に、VDSM によって自動的に生成されます。不適切な名前にはスペースまたは特殊文字が含まれているか、15 文字を超えており、ホスト上の UUID に置き換えられます。このパラメーターは読み取り専用です。設定しても効果はありません。
名前 | タイプ | 概要 |
---|---|---|
| このネットワークがアタッチされているクラスターへの参照。 | |
| ネットワークがメンバーになっているデータセンターへの参照。 | |
| ネットワークが作成される OpenStack ネットワークプロバイダーへのオプションの参照。 | |
| 物理ネットワークアクセスに使用する必要があるネットワークへのオプションの参照。 | |
| ネットワークに割り当てられたラベルへの参照。 | |
| ネットワークのパーミッションへの参照。 | |
| Quality of Service への参照。 | |
| ネットワークのプロファイルへの参照。 |
7.175.7. cluster
このネットワークがアタッチされているクラスターへの参照。クラスターレベルからネットワークにアクセスする場合にのみ入力されます。
7.175.8. external_provider
ネットワークが作成される OpenStack ネットワークプロバイダーへのオプションの参照。
ネットワークの作成時に指定すると、一致する OpenStack ネットワークも作成されます。
7.175.9. external_provider_physical_network
物理ネットワークアクセスに使用する必要があるネットワークへのオプションの参照。external_provider
が指定されている場合にのみ有効です。