7.63. DiskSnapshot 構造体
名前 | タイプ | 概要 |
---|---|---|
| ディスクが仮想マシンから見えるかどうかを示します。 | |
| ディスクの実際のサイズ (バイト単位)。 | |
| ||
| ディスクでサポートされているバックアップ動作。 | |
| ディスクバックアップのタイプ (完全/増分)。ディスクバックアップが進行中の場合にのみ表示されます。 | |
| ディスクが起動可能としてマークされているかどうかを示します。 | |
| このオブジェクトに関するコメントを含むフリーテキスト。 | |
| ディスク上に存在する実際のコンテンツを示します。 | |
| プレーンテキストでの人間が判読できる説明。 | |
| 外部ディスクを使用します。 | |
| 基礎となるストレージフォーマット。 | |
| 一意の ID | |
| ||
| ブロックストレージで作成された sparse イメージディスクの初期サイズ (バイト単位)。 | |
| ディスクデバイスを仮想マシンに接続するために使用されるインターフェイスドライバーのタイプ。 | |
| ||
| ||
| 人間が判読できるプレーンテキストでの名前。 | |
| ディスクエラーが原因で仮想マシンを一時停止する必要があるかどうか、または代わりにディスクエラーをゲストオペレーティングシステムに伝播する必要があるかどうかを示します。 | |
| ディスクの仮想サイズ (バイト単位)。 | |
| QCOW ボリュームの基礎となる QCOW バージョン。 | |
| ディスクが読み取り専用モードかどうかを示します。 | |
| SCSI パススルーが有効かどうか、およびそのポリシーを示します。 | |
| ディスクを複数の仮想マシンに接続できるかどうかを示します。 | |
| ディスクの物理ストレージの事前割り当てを避けるべきかどうかを示します。 | |
| ディスクデバイスのステータス。 | |
| ||
| すべてのスナップショットを含むディスクの合計サイズ (バイト単位)。 | |
| ||
| 削除後にディスクのブロックがゼロとして読み戻されるかどうかを示します。 - ブロックストレージでは、ディスクはゼロにならなければ削除できません。 |
7.63.1. active
ディスクが仮想マシンから見えるかどうかを示します。
仮想マシンにディスクアタッチメントを追加するときに、サーバーがこの属性を含まない要求を受け入れる場合、未定義となります。場合によっては、ディスクが自動的にアクティベートされ、それ以外の場合は自動的にアクティブになりません。問題を回避するには、常に希望の値でこの属性をふくめることを強く推奨します。
7.63.2. actual_size
ディスクの実際のサイズ (バイト単位)。
実際のサイズは、ディスクが実際に使用するバイト数です。cow
フォーマットを使用するディスクのプロビジョニングされたサイズよりも小さくなります。
7.63.3. bootable
ディスクが起動可能としてマークされているかどうかを示します。
この属性は、実際に仮想マシンに接続されているディスクに対してのみ意味があり、API のバージョン 4 では、DiskAttachment タイプに移動されています。ここでは後方互換性のためにのみ保持されており、将来的には削除される予定です。
7.63.4. external_disk
外部ディスクを使用します。
外部ディスクは、次のように、ローカルファイルまたはブロックデバイスへのパス、または QEMU でサポートされている URL にできます。
- nbd:<host>:<port>[:exportname=<export>]
- nbd:unix:</path>[:exportname=<export>]
- http://[<username>[:<password>]@]<host>/<path>
- https://[<username>[:<password>]@]<host>/<path>
- ftp://[<username>[:<password>]@]<host>/<path>
- ftps://[<username>[:<password>]@]<host>/<path>
サポートされるプロトコルおよび詳細情報は、QEMU のマニュアルを参照してください。
7.63.5. initial_size
ブロックストレージで作成された sparse イメージディスクの初期サイズ (バイト単位)。
初期サイズは、sparse ディスクがブロックストレージ上に作成されたときに最初に割り当てられるバイト数です。初期サイズは、プロビジョニングされたサイズよりも小さくなります。指定されていない場合は、システムで使用されるデフォルトの初期サイズが割り当てられます。
7.63.6. interface
ディスクデバイスを仮想マシンに接続するために使用されるインターフェイスドライバーのタイプ。
この属性は、実際に仮想マシンに接続されているディスクに対してのみ意味があり、API のバージョン 4 では、DiskAttachment タイプに移動されています。ここでは後方互換性のためにのみ保持されており、将来的には削除される予定です。
7.63.7. provisioned_size
ディスクの仮想サイズ (バイト単位)。
新しいディスクを作成する場合、この属性は必須です。
7.63.8. qcow_version
QCOW ボリュームの基礎となる QCOW バージョン。QCOW バージョンは、ボリュームがサポートする qemu バージョンを qemu に指定します。このフィールドは update API を使用して更新でき、QCOW ボリュームについてのみ報告されます。これは、ディスクが作成されたストレージドメインのバージョンによって決まります。V4 より前のバージョンのストレージドメインは、QCOW2 ボリュームをサポートします。V4 ストレージドメインは QCOW2v3 もサポートします。異なる QCOW バージョンの機能の詳細は、QCOW3 を参照してください。
7.63.9. read_only
ディスクが読み取り専用モードかどうかを示します。
バージョン 4.0 以降では、この属性は API に表示されず、DiskAttachment に移動されました。
Red Hat Virtualization Manager のバージョン 4.1.2 以降、この属性は非推奨となり、将来的に削除される予定です。読み取り専用モードでディスクをアタッチするには、DiskAttachment タイプの read_only
属性を使用します。以下はその例です。
POST /ovirt-engine/api/vms/123/diskattachments
<disk_attachment> <read_only>true</read_only> ... </disk_attachment>
7.63.10. sgio
SCSI パススルーが有効かどうか、およびそのポリシーを示します。
filtered
/unfiltered
の値を設定すると、非特権/特権 SCSI I/O を備えた LUN ディスクの SCSI パススルーが有効になります。SCSI パススルーを無効にするには、値を disabled
に設定する必要があります
7.63.12. total_size
すべてのスナップショットを含むディスクの合計サイズ (バイト単位)。
合計サイズは、ディスクによって実際に使用されたバイト数にスナップショットのサイズを加えたものです。ダイレクト LUN および Cinder ディスクには設定されません。スナップショットのないディスクの場合、合計サイズは実際のサイズと同じです。
7.63.13. wipe_after_delete
削除後にディスクのブロックがゼロとして読み戻されるかどうかを示します。
- ブロックストレージでは、ディスクはゼロにならなければ削除できません。
- ファイルストレージでは、以前に削除されたブロックがゼロとして読み戻されることがファイルシステムによって既に保証されているため、ディスクはすぐに削除されます。
名前 | タイプ | 概要 |
---|---|---|
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| ||
| オプションで、デバイスが使用するインスタンスタイプへの参照。 | |
| ||
| 親ディスクのスナップショット。 | |
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| ||
| ディスクによって公開される統計。 | |
| ||
| このディスクに関連付けられているストレージドメイン。 | |
| オプションで、デバイスが使用するテンプレートへの参照。 | |
|
この要素は使用せず、代わりに | |
| Vm[] | このデバイスを使用する仮想マシンへの参照。 |
7.63.14. statistics
ディスクによって公開される統計。以下はその例です。
<statistics> <statistic href="/ovirt-engine/api/disks/123/statistics/456" id="456"> <name>data.current.read</name> <description>Read data rate</description> <kind>gauge</kind> <type>decimal</type> <unit>bytes_per_second</unit> <values> <value> <datum>1052</datum> </value> </values> <disk href="/ovirt-engine/api/disks/123" id="123"/> </statistic> ... </statistics>
ディスク取得時において、これらの統計は直接含まれず、リンクのみが含まれます。統計を取得するには、含まれているリンクに従ってください。
GET /ovirt-engine/api/disks/123/statistics
7.63.15. storage_domains
このディスクに関連付けられているストレージドメイン。
テンプレートから作成されたのではない仮想マシンに最初のディスクを追加する場合にのみ必要です。
7.63.16. vms
このデバイスを使用する仮想マシンへの参照。デバイスは複数の仮想マシンで使用できます。たとえば、共有ディスクは 2 つ以上の仮想マシンで同時に使用することができます。