6.197. Snapshots
ストレージドメインまたは仮想マシンの一連のスナップショットを管理します。
名前 | Summary |
---|---|
| 仮想マシンのスナップショットを作成します。 |
| ストレージドメインまたは仮想マシンのスナップショットのリストを返します。 |
6.197.1. add POST
仮想マシンのスナップショットを作成します。
たとえば、仮想マシン 123
の新しいスナップショットを作成するには、以下のようなリクエストを送信します。
POST /ovirt-engine/api/vms/123/snapshots
リクエスト本文は以下のようになります。
<snapshot> <description>My snapshot</description> </snapshot>
スナップショットにディスクのサブセットのみを含めるには、リクエスト本文に disk_attachments
要素を追加します。disk_attachments
要素で指定されていないディスクは、スナップショットの一部にならないことに注意してください。空の disk_attachments
要素が渡された場合は、スナップショットには仮想マシン設定のみが含まれます。disk_attachments
要素が渡されない場合は、すべてのディスクがスナップショットに含まれます。
ディスクごとに、新しいアクティブなイメージ ID を設定するために image_id
要素を指定することができます。これは、バックアップから一連のイメージを復元するために使用されます。つまり、スナップショットを使用してディスクを復元する場合、関連する image_id
を各スナップショットに指定する必要があります (ディスクスナップショットの識別子がバックアップと同一になるようにするため)。
<snapshot> <description>My snapshot</description> <disk_attachments> <disk_attachment> <disk id="123"> <image_id>456</image_id> </disk> </disk_attachment> </disk_attachments> </snapshot>
スナップショットが作成されるとき、persist_memorystate 属性のデフォルト値は true
になります。これは、仮想マシンのメモリーの内容がスナップショットに含まれることを意味し、仮想マシンが長時間一時停止されることも意味します。これは、時間的な制約が厳しいアプリケーション (NTP サーバーなど) に悪影響を与える可能性があります。そのような場合は、属性を false
に設定してください。
<snapshot> <description>My snapshot</description> <persist_memorystate>false</persist_memorystate> </snapshot>
名前 | 型 | 方向 | Summary |
---|---|---|---|
| In/Out |
6.197.2. list GET
ストレージドメインまたは仮想マシンのスナップショットのリストを返します。
返されるスナップショットリストの順序は保証されません。
名前 | 型 | 方向 | Summary |
---|---|---|---|
| In | 仮想マシンのスナップショットのすべての属性を応答に含める必要があるかどうかを示します。 | |
| In | たどる 必要のある内部リンクを指定します。 | |
| In | 返すスナップショットの最大数を設定します。 | |
| Out |
6.197.2.1. all_content
仮想マシンのスナップショットのすべての属性を応答に含める必要があるかどうかを示します。
デフォルトでは、属性 initialization.configuration.data
は除外されています。
たとえば、ID 123
スナップショットを持つ仮想マシンの完全な表現を取得するには、以下のようなリクエストを送信します。
GET /ovirt-engine/api/vms/123/snapshots?all_content=true
6.197.2.2. follow
たどる 必要のある内部リンクを指定します。これらのリンクで参照されるオブジェクトは、現在の要求の一部としてフェッチされます。詳細は、こちら を参照してください。
6.197.2.3. max
返すスナップショットの最大数を設定します。指定されていない場合は、すべてのスナップショットが返されます。