1.7. 認証情報の管理


multicluster engine Operator を使用して、クラウドサービスプロバイダー上で Red Hat OpenShift Container Platform クラスターを作成および管理するには、認証情報 が必要です。認証情報では、クラウドプロバイダーのアクセス情報を保存します。1 つのプロバイダーのドメインごとに独自の認証情報が必要になるのと同様に、プロバイダーアカウントごとに独自の認証情報が必要です。

クラスターの認証情報を作成して管理できます。認証情報は Kubernetes Secret として保存されます。シークレットはマネージドクラスターの namespace にコピーされ、マネージドクラスターのコントローラーがシークレットにアクセスできるようになります。認証情報が更新されると、シークレットのコピーはマネージドクラスターの namespace で自動的に更新されます。

注記: クラウドプロバイダーの認証情報のプルシークレット、SSH キー、またはベースドメインへの変更は、元の認証情報を使用してすでにプロビジョニングされているため、既存のマネージドクラスターには反映されません。

必要なアクセス権限: 編集

1.7.1. Amazon Web Services の認証情報の作成

multicluster engine Operator コンソールを使用して、Amazon Web Services (AWS) 上で Red Hat OpenShift Container Platform クラスターをデプロイおよび管理するには、認証情報が必要です。

必要なアクセス権限: 編集

注記: この手順は、multicluster engine Operator でクラスターを作成する前に実行する必要があります。

1.7.1.1. 前提条件

認証情報を作成する前に、以下の前提条件を満たす必要があります。

  • デプロイされた multicluster engine Operator ハブクラスター
  • multicluster engine Operator ハブクラスターのインターネットアクセス。これは、Amazon Web Services (AWS) 上に Kubernetes クラスターを作成できるようにするために必要です。
  • アクセスキー ID およびシークレットアクセスキーなど、AWS のログイン認証情報。Understanding and getting your security credentials を参照してください。
  • AWS でクラスターをインストールできるようにするアカウントの権限。Configuring an AWS account は、AWS アカウントの設定を参照してください。

1.7.1.2. コンソールを使用した認証情報の管理

multicluster engine Operator コンソールから認証情報を作成するには、コンソールで手順を実行します。

ナビゲーションメニューから開始します。Credentials をクリックし、既存の認証情報オプションから選択します。ヒント: 利便性とセキュリティー強化のために、認証情報をホストする専用の namespace を作成します。

オプションで、認証情報の ベース DNS ドメイン を追加できます。ベース DNS ドメインを認証情報に追加した場合は、この認証情報でクラスターを作成すると、このベース DNS ドメインは自動的に正しいフィールドに設定されます。以下の手順を参照してください。

  1. AWS アカウントの AWS アクセスキー ID を追加します。ID を確認するには、Log in to AWS を参照してください。
  2. 新しい AWS Secret Access Key の内容を提供します。
  3. プロキシーを有効にする必要がある場合は、プロキシー情報を入力します。

    • HTTP プロキシー URL: HTTP トラフィックのプロキシーとして使用する URL。
    • HTTPS プロキシー URL: HTTPS トラフィックに使用するセキュアなプロキシー URL。値の指定がない場合は、HTTP Proxy URL と同じ値が HTTP および HTTPS の両方に使用されます。
    • プロキシードメインなし: プロキシーをバイパスする必要のあるドメインのコンマ区切りリスト。ドメイン名をピリオド (.) で開始し、そのドメインにあるすべてのサブドメインを組み込みます。アステリスク (*) を追加し、すべての宛先のプロキシーをバイパスします。
    • 追加の信頼バンドル: HTTPS 接続のプロキシーに必要な 1 つ以上の追加の CA 証明書。
  4. Red Hat OpenShift プルシークレットを入力します。プルシークレットをダウンロードするには、Download your Red Hat OpenShift pull secret を参照してください。
  5. SSH 秘密鍵SSH 公開鍵 を追加し、クラスターに接続できるようにします。既存のキーペアを使用するか、キー生成プログラムで新しいキーを作成できます。

Amazon Web Services でのクラスターの作成 または Amazon Web Services GovCloud でのクラスターの作成 の手順を完了することで、この認証情報を使用するクラスターを作成できます。

コンソールで認証情報を編集できます。このプロバイダー接続を使用してクラスターが作成された場合には、<cluster-namespace> からの <cluster-name>-aws-creds> シークレットが新規の認証情報に更新されます。

注記: クラスタープールが要求したクラスターでは、認証情報は更新されません。

認証情報を使用するクラスターの管理を終了する場合は、認証情報を削除して認証情報内にある情報を保護します。Actions を選択して、一括削除するか、削除する認証情報の横にあるオプションメニューを選択します。

1.7.1.2.1. S3 シークレットの作成

Amazon Simple Storage Service (S3) シークレットを作成するには、コンソールから次のタスクを実行します。

  1. Add credential > AWS > S3 Bucket をクリックします。For Hosted Control Plane の場合をクリックすると、名前とネームスペースが提供されます。
  2. 表示される次のフィールドに情報を入力します。

    • bucket name: S3 バケットの名前を追加します。
    • aws_access_key_id: AWS アカウントの AWS アクセスキー ID を追加します。AWS にログインして ID を見つけます。
    • aws_secret_access_key: 新しい AWS シークレットアクセスキーの内容を指定します。
    • Region: AWS リージョンを入力します。

1.7.1.3. API を使用した不透明なシークレットの作成

API を使用して Amazon Web Services の不透明なシークレットを作成するには、次の例のような YAML プレビューウィンドウで YAML コンテンツを適用します。

kind: Secret
metadata:
    name: <managed-cluster-name>-aws-creds
    namespace: <managed-cluster-namespace>
type: Opaque
data:
    aws_access_key_id: $(echo -n "${AWS_KEY}" | base64 -w0)
    aws_secret_access_key: $(echo -n "${AWS_SECRET}" | base64 -w0)

注記:

  • 不透明なシークレットはコンソールに表示されません。
  • 不透明なシークレットは、選択したマネージドクラスターの namespace に作成されます。Hive は不透明なシークレットを使用してクラスターをプロビジョニングします。Red Hat Advanced Cluster Management コンソールを使用してクラスターをプロビジョニングすると、事前に作成された認証情報は、不透明なシークレットとしてマネージドクラスターの namespace にコピーされます。
  • ラベルを認証情報に追加して、コンソールでシークレットを表示します。たとえば、以下の AWS S3 Bucket oc label secrettype=awss3 および credentials --from-file=…​. が追加されます。
oc label secret hypershift-operator-oidc-provider-s3-credentials -n <your-local-cluster-name> "cluster.open-cluster-management.io/type=awss3"
oc label secret hypershift-operator-oidc-provider-s3-credentials -n <your-local-cluster-name> "cluster.open-cluster-management.io/credentials=credentials="

1.7.1.4. 関連情報

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