1.8.6. マネージドクラスターのスケーリング


作成したクラスターは、仮想マシンのサイズやノード数など、マネージドクラスターの仕様をカスタマイズおよびサイズ変更できます。インストーラーでプロビジョニングされたインフラストラクチャーをクラスターデプロイメントに使用している場合は、次のオプションを参照してください。

クラスターのデプロイメントに Central Infrastructure Management を使用している場合は、次のオプションを参照してください。

1.8.6.1. MachinePool によるスケーリング

multicluster engine Operator を使用してプロビジョニングするクラスターの場合、MachinePool リソースが自動的に作成されます。MachinePool を使用して、仮想マシンのサイズやノード数など、マネージドクラスターの仕様をさらにカスタマイズおよびサイズ変更できます。

  • MachinePool リソースの使用は、ベアメタルクラスターではサポートされていません。
  • MachinePool リソースは、ハブクラスター上の Kubernetes リソースで、MachineSet リソースをマネージドクラスターでグループ化します。
  • MachinePool リソースは、ゾーンの設定、インスタンスタイプ、ルートストレージなど、マシンリソースのセットを均一に設定します。
  • MachinePool では、マネージドクラスターで、必要なノード数を手動で設定したり、ノードの自動スケーリングを設定したりするのに役立ちます。
1.8.6.1.1. 自動スケーリングの設定

自動スケーリングを設定すると、トラフィックが少ない場合にリソースをスケールダウンし、多くのリソースが必要な場合に十分にリソースを確保できるようにスケールアップするなど、必要に応じてクラスターに柔軟性を持たせることができます。

  • コンソールを使用して MachinePool リソースで自動スケーリングを有効にするには、以下の手順を実行します。

    1. ナビゲーションで、Infrastructure > Clusters を選択します。
    2. ターゲットクラスターの名前をクリックし、Machine pools タブを選択します。
    3. マシンプールページのターゲットマシンプールの Options メニューから Enable autoscale を選択します。
    4. マシンセットレプリカの最小数および最大数を選択します。マシンセットレプリカは、クラスターのノードに直接マップします。

      Scale をクリックした後、変更がコンソールに反映されるまでに数分かかる場合があります。Machine pools タブの通知がある場合は、View machines をクリックしてスケーリング操作のステータスを表示できます。

  • コマンドラインを使用して MachinePool リソースで自動スケーリングを有効にするには、以下の手順を実行します。

    1. 次のコマンドを入力して、マシンプールのリストを表示します。このとき、managed-cluster-namespace は、ターゲットのマネージドクラスターの namespace に置き換えます。

      oc get machinepools -n <managed-cluster-namespace>
    2. 以下のコマンドを入力してマシンプールの YAML ファイルを編集します。

      oc edit machinepool <MachinePool-resource-name> -n <managed-cluster-namespace>
      • MachinePool-resource-nameMachinePool リソースの名前に置き換えます。
      • managed-cluster-namespace はマネージドクラスターの namespace の名前に置き換えます。
    3. YAML ファイルから spec.replicas フィールドを削除します。
    4. spec.autoscaling.minReplicas 設定および spec.autoscaling.maxReplicas フィールドをリソース YAML に追加します。
    5. レプリカの最小数を minReplicas 設定に追加します。
    6. レプリカの最大数を maxReplicas 設定に追加します。
    7. ファイルを保存して変更を送信します。
1.8.6.1.2. 自動スケーリングの無効化

コンソールまたはコマンドラインを使用して自動スケーリングを無効にできます。

  • コンソールを使用して自動スケーリングを無効にするには、次の手順を実行します。

    1. ナビゲーションで、Infrastructure > Clusters を選択します。
    2. ターゲットクラスターの名前をクリックし、Machine pools タブを選択します。
    3. マシンプールページから、ターゲットマシンプールの Options メニューから autoscale を無効にします。
    4. 必要なマシンセットのレプリカ数を選択します。マシンセットのレプリカは、クラスター上のノードを直接マップします。

      Scale をクリックした後、表示されるまでに数分かかる場合があります。Machine pools タブの通知で View machines をクリックすると、スケーリングの状態を表示できます。

  • コマンドラインを使用して自動スケーリングを無効にするには、以下の手順を実行します。

    1. 以下のコマンドを実行して、マシンプールのリストを表示します。

      oc get machinepools -n <managed-cluster-namespace>

      managed-cluster-namespace は、ターゲットのマネージドクラスターの namespace に置き換えます。

    2. 以下のコマンドを入力してマシンプールの YAML ファイルを編集します。

      oc edit machinepool <name-of-MachinePool-resource> -n <namespace-of-managed-cluster>

      name-of-MachinePool-resource は、MachinePool リソースの名前に置き換えます。

      namespace-of-managed-cluster は、マネージドクラスターの namespace 名に置き換えます。

    3. YAML ファイルから spec.autoscaling フィールドを削除します。
    4. spec.replicas フィールドをリソース YAML に追加します。
    5. replicas の設定にレプリカ数を追加します。
    6. ファイルを保存して変更を送信します。
1.8.6.1.3. 手動スケーリングの有効化

コンソールおよびコマンドラインから手動でスケーリングできます。

1.8.6.1.3.1. コンソールでの手動スケーリングの有効化

コンソールを使用して MachinePool リソースをスケーリングするには、次の手順を実行します。

  1. 有効になっている場合は、MachinePool の自動スケーリングを無効にします。前の手順を参照してください。
  2. コンソールから、Infrastructure > Clusters をクリックします。
  3. ターゲットクラスターの名前をクリックし、Machine pools タブを選択します。
  4. マシンプールページで、対象のマシンプールの Options メニューから Scale machine pool を選択します。
  5. 必要なマシンセットのレプリカ数を選択します。マシンセットのレプリカは、クラスター上のノードを直接マップします。Scale をクリックした後、変更がコンソールに反映されるまでに数分かかる場合があります。マシンプールタブの通知から View machines をクリックすると、スケーリング操作の状態を表示できます。
1.8.6.1.3.2. コマンドラインでの手動スケーリングの有効化

コマンドラインを使用して MachinePool リソースをスケーリングするには、次の手順を実行します。

  1. 次のコマンドを入力して、マシンプールのリストを表示します。このとき、<managed-cluster-namespace> は、ターゲットのマネージドクラスターの namespace に置き換えます。

    oc get machinepools.hive.openshift.io -n <managed-cluster-namespace>
  2. 以下のコマンドを入力してマシンプールの YAML ファイルを編集します。

    oc edit machinepool.hive.openshift.io <MachinePool-resource-name> -n <managed-cluster-namespace>
    • MachinePool-resource-nameMachinePool リソースの名前に置き換えます。
    • managed-cluster-namespace はマネージドクラスターの namespace の名前に置き換えます。
  3. YAML ファイルから spec.autoscaling フィールドを削除します。
  4. YAML ファイルの spec.replicas フィールドを必要な数のレプリカに変更します。
  5. ファイルを保存して変更を送信します。
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