B.85.2. passwordSecret
passwordSecret
プロパティーで、パスワードが含まれる Secret
へのリンクを指定します。
User Operator によって作成されたシークレットを使用できます。
必要に応じて、認証に使用するクリアテキストのパスワードが含まれるテキストファイルを作成します。
echo -n PASSWORD > MY-PASSWORD.txt
その後、テキストファイルから Secret
を作成し、パスワードに独自のフィールド名(キー)を設定できます。
oc create secret generic MY-CONNECT-SECRET-NAME --from-file=MY-PASSWORD-FIELD-NAME=./MY-PASSWORD.txt
Kafka Connect の PLAIN クライアント認証の Secret 例
apiVersion: v1 kind: Secret metadata: name: my-connect-secret-name type: Opaque data: my-password-field-name: LFTIyFRFlMmU2N2Tm
secretName
プロパティーには Secret
の名前が含まれ、password
プロパティーには Secret
内にパスワードが格納されるキーの名前が含まれます。
password
プロパティーには、実際のパスワードを指定しないでください。
SASL ベースの PLAIN クライアント認証の設定例
authentication: type: plain username: my-connect-username passwordSecret: secretName: my-connect-secret-name password: my-password-field-name
type
プロパティーは、KafkaClientAuthenticationPlain
タイプを使用する際に KafkaClientAuthenticationTls
、KafkaClientAuthenticationScramSha512
、KafkaClientAuthenticationOAuth
タイプと区別する識別子です。KafkaClientAuthenticationPlain
タイプには plain
の値が必要です。
プロパティー | 説明 |
---|---|
passwordSecret |
パスワードを保持する |
type |
|
string | |
username | 認証に使用されるユーザー名。 |
string |