8.6. Cruise Control のデプロイ
Cruise Control を AMQ Streams クラスターにデプロイするいは、Kafka
リソースの cruiseControl
プロパティーを使用して設定を定義した後、リソースを作成または更新します。
Kafka クラスターごとに Cruise Control のインスタンスを 1 つデプロイします。
前提条件
- OpenShift クラスター。
- 稼働中の Cluster Operator。
手順
Kafka
リソースを編集し、cruiseControl
プロパティーを追加します。設定可能なプロパティーは以下の例のとおりです。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- ブローカーリソースの容量制限を指定します。詳細は、容量の設定 を参照してください。
- 2
- Cruise Control 設定を定義します。これには、デフォルトの最適化ゴール (
default.goals
で設定) が含まれ、マスター最適化ゴール (goals
で設定) またはハードゴール (hard.goals
で設定) へのカスタマイズも含まれまもす。AMQ Streams によって直接管理されるものを除き、標準の Cruise Cntrol 設定オプション をすべて提供できます。最適化ゴールの設定に関する詳細は、「最適化ゴールの概要」 を参照してください。 - 3
- Cruise Control によって予約された CPU およびメモリーリソース。詳細は、「CPU およびメモリーリソース」 を参照してください。
- 4
- ConfigMap より直接的 (inline) または間接的 (external) に追加されたロガーおよびログレベルを定義します。カスタム ConfigMap は、log4j.properties キー下に配置する必要があります。Cruise Control には
cruisecontrol.root.logger
とう名前の単一のロガーがあります。ログレベルは INFO、ERROR、WARN、TRACE、DEBUG、FATAL、または OFF に設定できます。詳細は、「ロギングの設定」を参照してください。 - 5
- 6
- 7
リソースを作成または更新します。
oc apply -f kafka.yaml
oc apply -f kafka.yaml
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Cruise Control が正常にデプロイされたことを確認します。
oc get deployments -l app.kubernetes.io/name=strimzi
oc get deployments -l app.kubernetes.io/name=strimzi
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自動作成されたトピック
以下の表は、Cruise Control のデプロイ時に自動作成される 3 つのトピックを表しています。これらのトピックは、Cruise Control が適切に動作するために必要であるため、削除または変更しないでください。
自動作成されたトピック | 作成元 | 機能 |
---|---|---|
| AMQ Streams の Metrics Reporter | Metrics Reporter からの raw メトリクスを各 Kafka ブローカーに格納します。 |
| Cruise Control | 各パーティションの派生されたメトリクスを格納します。これらは Metric Sample Aggregator によって作成されます。 |
| Cruise Control | クラスターワークロードモデル の作成に使用されるメトリクスサンプルを格納します。 |
Cruise Control に必要なレコードを削除しないようにするため、自動作成されたトピックではログの圧縮は無効になっています。
次のステップ
Cruise Control を設定およびデプロイした後、最適化プロポーザルを生成できます。
その他のリソース