8.7. 最適化プロポーザルの生成
KafkaRebalance
リソースを作成または更新すると、Cruise Control は 設定済みの最適化ゴールを基にして、Kafka クラスターの 最適化プロポーザル を生成します。
最適化プロポーザルの情報を分析して、プロポーザルを承認するかどうかを決定します。
前提条件
- AMQ Streams クラスターに Cruise Control がデプロイされている 必要があります。
- 最適化ゴール が設定され、任意で ブローカーリソースに容量制限 が設定されている必要があります。
手順
KafkaRebalance
リソースを作成します。Kafka
リソースに定義された デフォルトの最適化ゴール を使用するには、spec
プロパティーを空のままにします。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow デフォルトのゴールを使用する代わりに ユーザー定義の最適化ゴール を設定するには、
goals
プロパティーを追加し、1 つ以上のゴールを入力します。以下の例では、ラックアウェアネス (Rack Awareness) およびレプリカの容量はユーザー定義の最適化ゴールとして設定されています。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 設定されたハードゴールを無視するには、
skipHardGoalCheck: true
プロパティを追加します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
リソースを作成または更新します。
oc apply -f your-file
oc apply -f your-file
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Cluster Operator は Cruise Control から最適化プロポーザルを要求します。Kafka クラスターのサイズによっては処理に数分かかることがあります。
KafkaRebalance
リソースの状態をチェックします。oc describe kafkarebalance rebalance-cr-name
oc describe kafkarebalance rebalance-cr-name
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Cruise Control は以下の 2 つの状態の 1 つを返します。
-
PendingProposal
:リバランス operator は Cruise Control API をポーリングして、最適化プロポーザルの準備が整っているかどうかを確認します。 -
ProposalReady
:最適化プロポーザルを確認し、希望する場合は承認することができます。最適化プロポーザルはKafkaRebalance
カスタムリソースのStatus.Optimization Result
プロパティーに含まれます。
-
最適化プロポーザルを確認します。
oc describe kafkarebalance rebalance-cr-name
oc describe kafkarebalance rebalance-cr-name
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下はプロポーザルの例になります。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Optimization Result
セクションのプロパティーには、保留クラスターリバランス操作の詳細が表示されます。各プロパティーの説明は、「最適化プロポーザルの内容」を参照してください。
次のステップ
その他のリソース