B.116.3. 設定
consumer.config
プロパティーを使用して、コンシューマーの Kafka オプションを設定します。
config
プロパティーには、Kafka MirrorMaker コンシューマー設定オプションがキーとして含まれ、値は以下の JSON タイプの 1 つに設定されます。
- 文字列
- 数値
- ブール値
TLSバージョンの特定の暗号スイートを使用するクライアント接続のために、許可されたssl
プロパティを設定することができます。また、 ssl.endpoint.identification.algorithm
プロパティを設定して、ホスト名の検証を有効または無効にすることもできます。
例外
コンシューマー向けの Apache Kafka 設定ドキュメント に記載されているオプションを指定および設定できます。
しかし、以下に関連する AMQ Streams によって自動的に設定され、直接管理されるオプションには例外があります。
- Kafka クラスターブートストラップアドレス
- セキュリティー (暗号化、認証、および承認)
- コンシューマーグループ識別子
- インターセプター
以下の文字列の 1 つと同じキーまたは以下の文字列の 1 つで始まるキーを持つ設定オプションはすべて禁止されています。
-
bootstrap.servers
-
group.id
-
interceptor.classes
-
SSL.
(特定の例外は含めない) -
sasl.
-
security.
禁止されているオプションが config
プロパティーにある場合、そのオプションは無視され、警告メッセージが Cluster Operator ログファイルに出力されます。その他のオプションはすべて Kafka MirrorMaker に渡されます。
Cluster Operator では、提供された config
オブジェクトのキーまたは値は検証されません。無効な設定が指定されると、Kafka MirrorMaker が起動しなかったり、不安定になったりする場合があります。このような場合、KafkaMirrorMaker.spec.consumer.config
オブジェクトの設定を修正し、Cluster Operator によって Kafka MirrorMaker の新しい設定がロールアウトされるようにします。