B.115.3. ログ


Kafka MirrorMaker には、独自の設定可能なロガーがあります。

  • mirrormaker.root.logger

MirrorMaker では Apache log4j ロガー実装が使用されます。

logging プロパティーを使用してロガーおよびロガーレベルを設定します。

ログレベルを設定するには、ロガーとレベルを直接指定 (インライン) するか、またはカスタム (外部) ConfigMap を使用します。ConfigMap を使用する場合、logging.name プロパティーを外部ロギング設定が含まれる ConfigMap の名前に設定します。ConfigMap 内では、ロギング設定は log4j.properties を使用して記述されます。ログレベルの詳細は、「Apache logging services」を参照してください。

inline および external ロギングの例は次のとおりです。

apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta1
kind: KafkaMirrorMaker
spec:
  # ...
  logging:
    type: inline
    loggers:
      mirrormaker.root.logger: "INFO"
  # ...
apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta1
kind: KafkaMirrorMaker
spec:
  # ...
  logging:
    type: external
    name: customConfigMap
  # ...

ガベッジコレクター (GC)

ガベッジコレクターのロギングは jvmOptions プロパティーを使用して 有効(または無効)にすることもできます。

プロパティー説明

replicas

Deployment の Pod 数。

integer

image

Pod の Docker イメージ。

string

whitelist

ミラーリングに含まれるトピックの一覧。このオプションは、Java スタイルの正規表現を使用するあらゆる正規表現を許可します。'A|B' をホワイトリストに指定すると、A と B という名前の 2 つのトピックをミラーリングすることができます。または、特殊なケースとして、'*' をホワイトリストに指定するとすべてのトピックをミラーリングできます。複数の正規表現をコンマで区切って指定することもできます。

string

consumer

ソースクラスターの設定。

KafkaMirrorMakerConsumerSpec

producer

ターゲットクラスターの設定。

KafkaMirrorMakerProducerSpec

resources

予約する CPU およびメモリーリソース。外部のキュメント「core/v1 resourcerequirements」を参照してください。

ResourceRequirements

affinity

affinity プロパティーは非推奨となりました。この機能は、spec.template.pod.affinity パスで設定する必要があります。Pod のアフィニティールール。外部のドキュメント「core/v1 affinity」を参照してください。

Affinity

tolerations

tolerations プロパティーは非推奨となりました。この機能は、spec.template.pod.tolerations パスで設定する必要があります。Pod の許容 (Toleration)。外部のドキュメント「core/v1 toleration」を参照してください。

Toleration array

jvmOptions

Pod の JVM オプション。

JvmOptions

logging

MirrorMaker のロギング設定。タイプは、指定のオブジェクト内の logging.type プロパティーの値によって異なり、[inline、external] のいずれかでなければなりません。

InlineLoggingExternalLogging

metrics

Prometheus JMX エクスポーターの設定。この設定の構造に関する詳細は、JMX Exporter のドキュメント を参照してください。

map

tracing

Kafka MirrorMaker でのトレースの設定。タイプは、指定のオブジェクト内の tracing.type プロパティーの値によって異なり、[jaeger] の 1 つでなければなりません。

JaegerTracing

template

Kafka MirrorMaker のリソースである Deployments および Podsの生成方法を指定するテンプレート。

KafkaMirrorMakerTemplate

livenessProbe

Pod の liveness チェック。

Probe

readinessProbe

Pod の readiness チェック。

Probe

version

Kafka MirrorMaker のバージョン。デフォルトは 2.6.0 です。バージョンのアップグレードまたはダウングレードに必要なプロセスを理解するには、ドキュメントを参照してください。

string

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