8.8. 最適化プロポーザルの承認


状態が ProposalReady の場合、Cruise Control によって生成された最適化プロポーザルを承認できます。その後、Cruise Control は最適化プロポーザルを Kafka クラスターに適用して、パーティションをブローカーに再割り当てし、パーティションのリーダーを変更します。

注意

これはドライランではありません。最適化プロポーザルを承認する前に、以下を行う必要があります。

  • 最新でない可能性があるため、プロポーザルを更新します。
  • プロポーザルの内容を注意して確認します。

前提条件

手順

承認する最適化プロポーザルに対して、以下の手順を実行します。

  1. 最適化プロポーザルが新規生成された場合を除き、プロポーザルが Kafka クラスターの状態に関する現在の情報を基にしていることを確認します。これには、最適化プロポーザルを更新し、必ず最新のクラスターメトリクスを使用するようにします。

    1. OpenShift の KafkaRebalance リソースに refresh アノテーションを付けます。

      oc annotate kafkarebalance rebalance-cr-name strimzi.io/rebalance=refresh
    2. KafkaRebalance リソースの状態をチェックします。

      oc describe kafkarebalance rebalance-cr-name
    3. 状態が ProposalReady に変わるまで待ちます。
  2. Cruise Control が適用する最適化プロポーザルを承認します。

    OpenShift の KafkaRebalance リソースにアノテーションを付けます。

    oc annotate kafkarebalance rebalance-cr-name strimzi.io/rebalance=approve
  3. Cluster Operator は アノテーションが付けられたリソースを検出し、Cruise Control に Kafka クラスターのリバランスを指示します。
  4. KafkaRebalance リソースの状態をチェックします。

    oc describe kafkarebalance rebalance-cr-name
  5. Cruise Control は以下の 3 つの状態の 1 つを返します。

    • Rebalancing:クラスターリバランス操作中です。
    • Ready:クラスターのリバランス操作が正常に完了しました。KafkaRebalance カスタムリソースを再利用できません。
    • NotReady:エラーが発生しました:KafkaRebalance リソースの問題の修正」 を参照してください。
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