B.118.2. 設定


producer.config プロパティーを使用して、プロデューサーの Kafka オプションを設定します。

config プロパティーには、Kafka MirrorMaker プロデューサー設定オプションがキーとして含まれ、値は以下の JSON タイプの 1 つに設定されます。

  • 文字列
  • 数値
  • ブール値

TLSバージョンの特定の暗号スイートを使用するクライアント接続のために、許可されたsslプロパティを設定することができます。また、 ssl.endpoint.identification.algorithmプロパティを設定して、ホスト名の検証を有効または無効にすることもできます。

例外

プロデューサー向けの Apache Kafka 設定ドキュメント に記載されているオプションを指定および設定できます。

しかし、以下に関連する AMQ Streams によって自動的に設定され、直接管理されるオプションには例外があります。

  • Kafka クラスターブートストラップアドレス
  • セキュリティー (暗号化、認証、および承認)
  • インターセプター

以下の文字列の 1 つと同じキーまたは以下の文字列の 1 つで始まるキーを持つ設定オプションはすべて禁止されています。

禁止されているオプションが config プロパティーにある場合、そのオプションは無視され、警告メッセージが Cluster Operator ログファイルに出力されます。その他のオプションはすべて Kafka MirrorMaker に渡されます。

重要

Cluster Operator では、提供された config オブジェクトのキーまたは値は検証されません。無効な設定が指定されると、Kafka MirrorMaker が起動しなかったり、不安定になったりする場合があります。このような場合、KafkaMirrorMaker.spec.producer.config オブジェクトの設定を修正し、Cluster Operator によって Kafka MirrorMaker の新しい設定がロールアウトされるようにします。

プロパティー説明

bootstrapServers

Kafka クラスターへの最初の接続を確立するための host:port ペアの一覧。

string

abortOnSendFailure

送信失敗時に MirrorMaker が終了するように設定するフラグ。デフォルト値は true です。

boolean

authentication

クラスターに接続するための認証設定。タイプは、指定のオブジェクト内の authentication.type プロパティーの値によって異なり、[tls、scram-sha-512、plain、oauth] のいずれかでなければなりません。

KafkaClientAuthenticationTlsKafkaClientAuthenticationScramSha512KafkaClientAuthenticationPlainKafkaClientAuthenticationOAuth

config

MirrorMaker プロデューサーの設定。次の接頭辞を持つプロパティーは設定できません: ssl.、bootstrap.servers、sasl.、security.、interceptor.classes (次の例外を除く: ssl.endpoint.identification.algorithm、ssl.cipher.suites、ssl.protocol、ssl.enabled.protocols).

map

tls

MirrorMaker をクラスターに接続するための TLS 設定。

KafkaMirrorMakerTls

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