10.2.2. トレーシングの環境変数


ここに示す環境変数は、Kafka クライアントに Jaeger トレーサーを設定するときに使用します。

注記

トレーシング環境変数は Jaeger プロジェクトの一部で、変更される場合があります。最新の環境変数については、Jaeger ドキュメントを参照してください。

プロパティー必要性説明

JAEGER_SERVICE_NAME

必要

Jaeger トレーサーサービスの名前。

JAEGER_AGENT_HOST

不要

UDP (User Datagram Protocol) を介した jaeger-agent との通信のためのホスト名。

JAEGER_AGENT_PORT

不要

UDP を介した jaeger-agent との通信に使用されるポート。

JAEGER_ENDPOINT

いいえ

traces エンドポイント。クライアントアプリケーションが jaeger-agent を迂回し、jaeger-collector に直接接続する場合にのみ、この変数を定義します。

JAEGER_AUTH_TOKEN

不要

エンドポイントに bearer トークンとして送信する認証トークン。

JAEGER_USER

不要

Basic 認証を使用する場合にエンドポイントに送信するユーザー名。

JAEGER_PASSWORD

不要

Basic 認証を使用する場合にエンドポイントに送信するパスワード。

JAEGER_PROPAGATION

不要

トレースコンテキストの伝播に使用するカンマ区切りの形式リスト。デフォルトは標準の Jaeger 形式です。有効な値は、jaegerb3、および w3c です。

JAEGER_REPORTER_LOG_SPANS

不要

レポーターがスパンも記録する必要があるかどうかを示します。

JAEGER_REPORTER_MAX_QUEUE_SIZE

不要

レポーターの最大キューサイズ。

JAEGER_REPORTER_FLUSH_INTERVAL

不要

レポーターのフラッシュ間隔 (ミリ秒単位)。Jaeger レポーターがスパンバッチをフラッシュする頻度を定義します。

JAEGER_SAMPLER_TYPE

いいえ

クライアントトレースに使用するサンプリングストラテジー。

  • Constant
  • Probabilistic
  • Rate Limiting
  • Remote (デフォルト)

すべてのトレースをサンプリングするには、Constant サンプリングストラテジーを使用し、パラメーターを 1 にします。

詳細は、Jaeger ドキュメントを参照してください。

JAEGER_SAMPLER_PARAM

不要

サンプラーのパラメーター (数値)。

JAEGER_SAMPLER_MANAGER_HOST_PORT

不要

リモートサンプリングストラテジーを選択する場合に使用するホスト名およびポート。

JAEGER_TAGS

不要

報告されたすべてのスパンに追加されるトレーサーレベルのタグのカンマ区切りリスト。

値は、${envVarName:default} 形式を使用して環境変数を参照することもできます。:default は任意設定で、環境変数が見つからない場合に使用する値を特定できます。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.