29.5. eDNS を使用するように設定された IdM レプリカのインストール


IdM サーバーで DoT が有効になっている環境では、eDNS を使用して IdM レプリカをインストールできます。

統合 DNS サービスを使用してレプリカをインストールすると、レプリカは IdM サーバーと同じ設定を使用します。BIND を実行して受信 DNS クエリー (暗号化クエリーを含む) を処理し、暗号化された送信 DNS トラフィックには unbound を使用します。

統合 DNS サービスなしでレプリカをインストールすると、レプリカはクライアント側の設定を継承します。DoT フォワーダーを備えた unbound を使用して、暗号化された DNS クエリーを IdM DNS サーバーに送信します。

前提条件

手順

  1. システム firewalldns-over-tls サービスを追加して、DoT トラフィック用にポート 853/TCP を開きます。

    # firewall-cmd --add-service=dns-over-tls
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  2. レプリカで DNS レコードを管理するかどうかに応じて、次のいずれかを選択します。

    • 統合 DNS を備えた IdM レプリカをインストールするには、以下を実行します。

      # ipa-replica-install --setup-dns --dns-over-tls --dot-forwarder <server_ip>#<dns_server_hostname>
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    • 統合 DNS なしで IdM レプリカをインストールするには、以下を実行します。

      # ipa-replica-install --dns-over-tls
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検証

  • IdM サーバーで、トポロジー内のすべてのレプリカをリスト表示します。

    # ipa-replica-manage list-ruv
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