8.2. INI ファイルからカスタム認証局設定を使用して IdM サーバーまたはレプリカをインストールする
IdM 認証局 (CA) と Key Recovery Authority (KRA) のカスタム設定を使用して、RHEL Identity Management (IdM) サーバーと IdM レプリカをインストールできます。
				次の手順では、CA のオーバーライドを含む INI ファイルを作成し、それを IdM サーバーおよびレプリカのインストールコマンドに渡す方法について説明します。
			
前提条件
- 
						root権限がある。
手順
- カスタム CA 設定を含む - INI形式のテキストファイルを作成します。各パラメーターを新しい行に記述します。この例では、CA 署名鍵のサイズを 4096 ビットに設定します。- [CA] pki_ca_signing_key_size=4096 - [CA] pki_ca_signing_key_size=4096- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow 
- --pki-config-overrideパラメーターを使用して、INI ファイルをインストールスクリプトに渡します。- IdM サーバーをインストールするには、次のコマンドを実行します。 - ipa-server-install --pki-config-override <pkiconfig.ini> - # ipa-server-install --pki-config-override <pkiconfig.ini>- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow 
- IdM レプリカをインストールするには、次のコマンドを実行します。 - ipa-replica-install --pki-config-override <pkiconfig.ini> - # ipa-replica-install --pki-config-override <pkiconfig.ini>- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow