16.3. クライアントのキータブでクライアントの再登録: 非対話的な再登録
前提条件
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/tmp
や/root
などのディレクトリーに元のクライアントキータブファイルをバックアップします。
手順
以下の手順に従って、クライアントシステムのキータブを使用して、Identity Management (IdM) クライアントを非対話的に再登録します。たとえば、クライアントのキータブを使用した再登録は自動インストールに適しています。
- 同じホスト名のクライアントマシンを再作成します。
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バックアップした場所から、再作成したクライアントマシンの
/etc/
ディレクトリーにキータブファイルをコピーします。 ipa-client-install
ユーティリティーを使用してクライアントを再登録し、--keytab
オプションでキータブの場所を指定します。# ipa-client-install --keytab /etc/krb5.keytab
注記登録を開始するために認証する場合は、
--keytab
オプションで指定するキータブのみが使用されます。再登録中、IdM はクライアントに対して新しいキータブを生成します。