第8章 LDIF および INI ファイルからの Directory Server および認証局のカスタム設定を使用した IdM サーバーまたはレプリカのインストール


設定ファイルを使用して、以下のカスタム設定で RHEL Identity Management (IdM) サーバーまたはレプリカをインストールできます。

  • IdM Directory Server
  • IdM 認証局

Directory Server (DS) のカスタム設定を使用して、RHEL Identity Management (IdM) サーバーとレプリカをインストールできます。次の手順では、IdM DS 設定を含む LDAP Data Interchange Format (LDIF) ファイルを作成し、その設定を IdM サーバーおよびレプリカインストールコマンドに渡す方法を示します。

前提条件

手順

  1. カスタム DS 設定を含む LDIF 形式のテキストファイルを作成します。LDAP 属性の変更はダッシュ (-) で区切ります。この例では、idle タイムアウトおよび最大ファイルディスクリプターにデフォルト以外の値を設定します。

    changetype: modify
    replace: nsslapd-idletimeout
    nsslapd-idletimeout: 1800
    -
    replace: nsslapd-maxdescriptors
    nsslapd-maxdescriptors: 8192
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  2. --dirsrv-config-file パラメーターを使用して、LDIF ファイルをインストールスクリプトに渡します。

    1. IdM サーバーをインストールするには、次のコマンドを実行します。

      # ipa-server-install --dirsrv-config-file <filename.ldif>
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    2. IdM レプリカをインストールするには、次のコマンドを実行します。

      # ipa-replica-install --dirsrv-config-file <filename.ldif>
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