第8章 LDIF および INI ファイルからの Directory Server および認証局のカスタム設定を使用した IdM サーバーまたはレプリカのインストール
設定ファイルを使用して、以下のカスタム設定で RHEL Identity Management (IdM) サーバーまたはレプリカをインストールできます。
- IdM Directory Server
- IdM 認証局
8.1. LDIF ファイルからカスタム Directory Server 設定を使用して IdM サーバーまたはレプリカをインストールする リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Directory Server (DS) のカスタム設定を使用して、RHEL Identity Management (IdM) サーバーとレプリカをインストールできます。次の手順では、IdM DS 設定を含む LDAP Data Interchange Format (LDIF) ファイルを作成し、その設定を IdM サーバーおよびレプリカインストールコマンドに渡す方法を示します。
前提条件
- IdM 環境のパフォーマンスを向上させるカスタムの Directory Server 設定を行っている。IdM Directory Server パフォーマンスの調整 を参照してください。
-
root
権限がある。
手順
カスタム DS 設定を含む LDIF 形式のテキストファイルを作成します。LDAP 属性の変更はダッシュ (-) で区切ります。この例では、idle タイムアウトおよび最大ファイルディスクリプターにデフォルト以外の値を設定します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow --dirsrv-config-file
パラメーターを使用して、LDIF ファイルをインストールスクリプトに渡します。IdM サーバーをインストールするには、次のコマンドを実行します。
ipa-server-install --dirsrv-config-file <filename.ldif>
# ipa-server-install --dirsrv-config-file <filename.ldif>
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow IdM レプリカをインストールするには、次のコマンドを実行します。
ipa-replica-install --dirsrv-config-file <filename.ldif>
# ipa-replica-install --dirsrv-config-file <filename.ldif>
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow